税務サンプル|税率変更後に留意すべき消費税の実務

税務サンプル|税率変更後に留意すべき消費税の実務 page 16/24

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税務サンプル|税率変更後に留意すべき消費税の実務

8第1編消費税の基礎ら、結果的に預かった消費税から支払った消費税を差し引いて納付税額を計算し、納付することとなる。また、消費税の計算は、いったん、国税部分を計算し、その納付税額に一定の率を乗じて地方消費税を計算する。なお、国内取引の消費税は、国税と地方税を合わせて所轄税務署長に申告及び納付を行うこととなる。【図解4】一事業者の消費税の流れ仕入先商品事業者商品消費者216,000(税込)432,000(税込)(仕入)(売上)本体200,0006.3%12,6001.7%3,400本体400,0006.3%25,2001.7%6,800預った消費税-支払った消費税=納付税額25,20012,60012,600(注)地方消費税12,600×17/63=3,400すべての取引について8%が適用されている場合で、仕入税額控除の計算方法が全額控除方式の場合における消費税の計算は、次のようになる。《消費税額の具体的計算》?課税標準額国内課税売上高(税込)×100108(千円未満切捨)(注)消費税の経理処理が税抜経理であっても税込みで計算することになるので注意しなければならない。課税売上高(税込)=売上高(税抜)+仮受消費税?課税標準額に対する消費税額課税標準額×6.3%