税務サンプル|税理士が教える勘定科目別税務の着眼点

税務サンプル|税理士が教える勘定科目別税務の着眼点 page 33/40

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税務サンプル|税理士が教える勘定科目別税務の着眼点

2商品・製品・仕掛品15します」着眼点1.棚卸資産の範囲と取得価額棚卸資産の取得価額については,取得の態様により取扱いが定められています。購入の場合の付随費用や仕掛品の集計等の点について注意が必要です。2.棚卸資産の評価方法会計上の評価方法が,税務上の届出と合っていない(届出をしていない)ケースもよくあります。会社が選定している評価方法(会計上・税務上)を確認のうえ,棚卸表等の資料を確認してみることも必要です。3.在庫の管理方法会社は,一般的に実地棚卸を行っているため,その実地棚卸の状況,方法などを確認しておくことも重要です。また,滞留棚卸資産に関する「資産の評価損」の適用や廃棄処理の提案なども検討する必要があります。解説1.棚卸資産の範囲と取得価額ポイント1-1棚卸資産として把握すべきものがもれていないか?税務上の棚卸資産は,次の資産とされています(法法2二十,法令10)。・商品または製品(副産物及び作業くずを含む。)・半製品・仕掛品(半成工事を含む)・主要原材料・補助原材料・消耗品で貯蔵中のもの・前記に掲げる資産に準ずるもの