〈改訂〉贈与税の実務とその活用のポイント

〈改訂〉贈与税の実務とその活用のポイント page 14/26

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〈改訂〉贈与税の実務とその活用のポイント

4第1章贈与の基礎3贈与契約書前述のとおり、贈与契約は口頭でも成立しますが、両者の合意を後日立証するためにはやはり書面での「贈与契約書」があった方が望ましいでしょう。贈与契約書があれば贈与の事実についての証拠となり、トラブル回避の重要な資料ともなります。更に、証拠能力を高める方法としては、贈与契約書の末尾に、贈与者及び受贈者の氏名欄に自ら署名し、更に公証役場において確定日付をもらっておくことも考えられます。《贈与契約書の例示》贈与契約書贈与者○○○○(以下「甲」という)と、受贈者○○○○(以下「乙」という)は、本日以下の通り贈与契約を締結した。第1条甲は金銭○○円を乙に無償で与える意思を表示し、乙はこれを受諾した。第2条甲は前条の金銭を平成○年○月○日までに乙の下記口座に振り込むものとする。《振込口座》○○銀行○○支店普通預金口座口座番号******口座名義人○○○○上記の通り契約が成立したので、これを証するため、本契約書を2通作