【八訂版】法人税基本通達遂条解説

【八訂版】法人税基本通達遂条解説 page 2/18

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【八訂版】法人税基本通達遂条解説

は し が き 法人税は,現行税制の根幹をなす租税の一つであり,申告納税制度が採られていることは周知のとおりです。この申告納税制度の下において,税法の規定が簡明で納税者の方々にとってわかりやすいものであることが望ましいことはいうまでもありません。しかしながら,税法の規定は,その性質上,納税義務者の範囲や課税標準,申告・納付手続等をできる限り一義的に明確に定めることが要求されるとともに,適正・公平な課税を実現するため,経済社会の情勢変化に即応していく必要があり,専門技術的で複雑なものとならざるを得ない側面も有していることも否定できません。 このため,税法の適用を統一的に行っていくために,各税法の法令解釈通達が国税職員向けに定められています。 本書は,法人税基本通達の全項目について,その趣旨及び内容をできる限りわかりやすく解説したものです。 なお,本書はそれぞれの個人的な見解に基づくものであることをあらかじめお断りします。 本書によって,税理士,公認会計士等の職業会計人をはじめ,会社の経理担当の方や広く一般の納税者の方々の法人税基本通達に対する理解が深められ,法人税の適正な申告と納税に多少なりとも寄与することにつながれば望外の喜びであります。 平成28 年3 月編  者