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【特設】『ウェブ版 資産税通信』(配信・運営:税務研究会)

今月の資産税事例

土地の連年贈与 (14.3/4更新)
Q

 評価額1億円の土地を数年に分けて贈与するとした場合、一括して1億円の贈与と認定されることになるのでしょうか。
 贈与契約書に全部贈与すると書いていなければ、全て贈与するかどうかは、かなりの時間が経過しなければ判らないと思うのですが、如何でしょうか。


A  例えば、土地全体を贈与するとし、その履行を数年間に分けて行うといった内容の贈与契約を書面により行うのであれば、いわゆる連年贈与の問題というより、贈与による財産の取得の時期が問題になると考えます。
 土地を数年に分けて贈与するとした場合でも、通常は、贈与した持分あるいは分筆した後に登記を行い、贈与税の申告を行うことになります。
 そのような場合、数年が経過してから、一括して課税が行われるということは考えられません。

                        (税理士懇話会・資産税研究会事例より)

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