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【特設】『ウェブ版 資産税通信』(配信・運営:税務研究会)

今月の資産税事例

利益変動型一時払逓増終身保険 (14.12/1更新)
Q

 利益変動型一時払逓増終身保険により、保険金が1,200万円支払われました。この保険金に、法定相続人1人当たり500万円の非課税規定を適用しても問題ないでしょうか。


A  ご質問の生命保険契約は、相続税対策に有効であることを強調して販売されたものですが、非課税規定の適用に疑問を感じてのご質問かと思います。
 ただ、ご質問の保険契約は、定期金の評価方法(改正前)に着目し、保険契約の中途解約の手法により、いわゆる贈与税の軽減を図ることを目的とした保険契約とも異なると考えます。
 ご質問の生命保険金は、通常の死亡事故により支払われる生命保険金と同様に取り扱って問題ないと考えます。

                       (税理士懇話会・資産税研究会事例より)

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