税務サンプル|仕訳・勘定科目インデックス page 9/22
このページは 税務サンプル|仕訳・勘定科目インデックス の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
税務サンプル|仕訳・勘定科目インデックス
区分営業外費用勘定科目売上割引営業取引売上割引とは、得意先が支払期日より前に代金を支払ってくれた場合の、受取代金の一部減額をいいます。支払利息に相当する性質をもつため、売上値引のように売上高から直接控除はせず、営業外費用として損益計算書に表示します。ポイント解説●他の勘定科目との違い以下の科目との違いに注意が必要です。・手形売却損…手元にある手形を満期日前に現金化するため、金融機関で割り引いた場合の割引料です。●消費税法上は、売上割引も、売上値引と同じ扱いで「売上に係る対価の返還等」として処理します。簡易課税制度を選択している場合に誤って「課税仕入」として処理してしまうと消費税の納税額が増えるため注意が必要です。摘要売掛金早期回収売掛金一部減額手形売上の早期回収仕訳例1支払期日より2週間早く支払う場合は代金を1%割り引く条件で、商品100,000円を販売した。支払期日より2週間前に売上代金1%を割引いた金額が普通預金へ振り込まれた。借方区分金額貸方区分金額普通預金―99,000売掛金―100,000売上割引返1,0002通常、手形で決済している得意先の売掛金1,000,000円が、割引料50,000円を差し引かれて、普通預金に振り込まれた。借方区分金額貸方区分金額普通預金―950,000売掛金―1,000,000売上割引返50,0003得意先へ工事代金2,000,000円を支払期日前に支払ってくれた場合は、100,000円減額する申し入れをした。支払期日前に、100,000円が差し引かれた1,900,000円が普通預金に振り込まれた。借方区分金額貸方区分金額普通預金―1,900,000完成工事未収入金―2,000,000売上割引返100,0005