税務サンプル|相続税・贈与税 土地評価実務テキスト page 16/28
このページは 税務サンプル|相続税・贈与税 土地評価実務テキスト の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
税務サンプル|相続税・贈与税 土地評価実務テキスト
2Ⅰ土地評価における基本的事項1土地評価にあたっての基礎知識相続税、贈与税のための土地評価とはいえ、不動産の世界で「常識」ともいえることは知っておかなければなりません。ここでは不動産業界の常識をあえてお伝えします。知っている、という方も念のため一度目を通してみて下さい。(1)面積の単位土地の市場価格について話すとき、不動産業界では「1坪あたりいくら」というように、多くの人が面積の単位を尺貫法の「坪」で表現します。おおよそ畳2枚分の広さです。1坪は3.3m2と覚えている方が多いと思いますが、正確には1坪≒3.305785m2です。したがって坪をm2に正確に換算するには、坪に3.305785を乗じます。しかし数字が多くやや覚えにくいので、1坪÷3.305785≒0.3025と計算して、「1m2≒0.3025坪」を坪⇔m2換算のベースにします。「0.3025」という数字は覚えておくと便利です。したがって、m2を坪に換算するには、m2数に0.3025を乗じます。例えば100m2を坪に換算するには、100m2×0.3025=30.25坪と計算します。坪をm2に換算するには、坪数を0.3025で割ります。例えば100坪をm2に換算するには、100÷0.3025=330.5785………m2と計算します。その他、山や田畑など面積が非常に大きくなる土地はa(アール)が単位となることもあります。1a=100m2です。10aが収穫や取引の単価の目安となります。なお1ha(ヘクタール)は100aつまり10,000m2です。また、農家の方は「坪」と同じ尺貫法の「反(たん)」「段(たん)」の方がなじみのある方も多いと思います。1反(段)=300坪=300歩(ぶ)=10畝(せ)=0.1町(ちょう)です。