税務サンプル|具体例でわかりやすい 耐用年数表の仕組みと見方

税務サンプル|具体例でわかりやすい 耐用年数表の仕組みと見方 page 20/28

電子ブックを開く

このページは 税務サンプル|具体例でわかりやすい 耐用年数表の仕組みと見方 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
税務サンプル|具体例でわかりやすい 耐用年数表の仕組みと見方

18第2章耐用年数表の構成と適用の方法ロ.建物の内部造作建物の耐用年数は、原則として一般的内部造作を含めて算定されています。つまり、店舗用なら店舗用、旅館用なら旅館用というようにそれぞれの用途に応じた内部造作を前提として算定されています。したがって、その内部造作は、その構造のいかんを問わず本体である建物に含めて償却し、区分して取り扱うことはできません(耐通1-2-3)。1牛乳販売店、肉小売店の建物に組み込まれた冷蔵庫、銀行の金庫室は、建物に含めてその耐用年数を適用します。2店舗等におけるシャッター、事務所におけるリノリウム等は、建物附属設備又は器具及び備品として建物から区分することなく建物に含めて償却します。ただし、店用簡易装備や簡易間仕切りのように、建物附属設備に該当するときは、建物の耐用年数の算定上建物附属設備はその基礎に含まれていないので、建物附属設備として建物本体とは区分して耐用年数を適用することとなります。事例3建物の内部造作の耐用年数事務所用ビル(鉄筋コンクリート造、耐用年数50年)の事務室内に造られた和室(茶室等として使用します。)の耐用年数は何年になりますか。この造作は、主として木材を使用しているので、建物本体とは別に木造建物の店舖用の耐用年数24年を適用できますか。答自己所有の建物の内部に施設された造作については、その造作が建物附属設備に該当する場合以外は、その造作の構造が造作を施設した