税務サンプル|具体例でわかりやすい 耐用年数表の仕組みと見方 page 26/28
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税務サンプル|具体例でわかりやすい 耐用年数表の仕組みと見方
24第2章耐用年数表の構成と適用の方法答このカラオケボックスは、キャンピングカーを本来の用途と異なるカラオケボックスに転用し、基礎を施して土地に定着させて、カラオケ専用装置による伴奏音楽に合わせて楽しむ個室としている場合には、「建物」に該当すると認められます。また、キャンピングカーの壁の構造は、木質製パネル工法で造られていますので、「木造のもの」に該当すると認められます。したがって、別表第一の「建物」の「木造又は合成樹脂造のもの」の「店舗用のもの」の耐用年数「22年」を適用します。事例10プレハブ事務所の耐用年数長期間使用可能な本社事務所として、プレハブ事務所(金属造のもの〔骨格材の肉厚3 mm以下〕)を建設しましたが、耐用年数は何年でしょうか。答一般的に、プレハブ建物とは、建物を構成する柱、壁、床等の部品材料が一定の規格で加工されたものであって、それを組み立てて建築した建物をいいます。この事務所の場合、金属造で骨格材の肉厚が3 mm以下とのことですので、別表第一の「建物」の「金属造のもの(骨格材の肉厚が3 mm以下のものに限る。)」の「事務所用」の耐用年数「22年」を適用します。事例11倉庫の一部を間仕切りして設置した冷蔵室の耐用年数食肉加工業の製品の保管用として、既存の倉庫(鉄筋コンクリート造)の一部を間仕切りして冷凍機を設置し、冷蔵室としました。これらの設備の耐用年数は何年でしょうか。答この造作は、冷凍用の室として密閉されたものでなければならないことなどから判断して、取り外して他の場所で再使用することが可能