四訂増補版 印紙税実務問答集

四訂増補版 印紙税実務問答集 page 1/34

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概要:
四訂増補版 印紙税実務問答集

はじめに印紙税は,日常の経済取引等に関連して作成される各種の文書のうち,印紙税法に規定する特定の文書(課税文書)を課税対象とし,その課税文書を作成した者がその課税文書に定められた額の収入印紙を貼り付け,これに消印する方法によって納付する税金です。したがって,その作成する文書が課税文書に該当するかどうか,課税文書に該当するとどの号の文書としていくらの収入印紙を貼ることになるのかを自ら判断し,納税することとなります。そこで,適正な納税をしていただくためには,関係法令がなによりも簡単で,だれにでも解りやすいものであることが好ましいのですが,残念ながら税法に共通してみられる読みづらい,解りにくいなどという意見もしばしば寄せられているところです。私ども税務に携わるものにとっては,納税者の皆様が税法を正しく理解していただき,適正な納税をしていただくことが心からの願いであり,とりわけ自主納税を基本とする印紙税にあっては,実際に課税文書を作成することとなる納税者の方々に,印紙税法に対する正しい知識と理解をもっていただくことが最も必要なことであると考えています。この本は,昭和52年4月に刊行した「印紙税実務問答集」について,その後における印紙税法及び印紙税法基本通達等の改正を織り込むとと