Q&A法人税と消費税の異同点

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概要:
Q&A法人税と消費税の異同点

1-1納税義務者11総論1-1納税義務者Q法人税の納税義務を負うのは法人ですが、国や公共法人は納税義務はありません。また、公益法人等及び人格のない社団等は収益事業を営むとき、外国法人は国内源泉所得を有するときに限って、納税義務があります。消費税の納税義務者や納税義務の範囲について、法人の場合には、法人税と同じであると考えてよいでしょうか。A法人税では、国、公共法人、公益法人等、人格のない社団等、協同組合等、普通法人、外国法人の種類や区分によって納税義務の範囲が異なります。これに対し、消費税にあっては、課税資産の譲渡等又は特定課税仕入れを行う限り、これらの法人は全て納税義務者となり、法人の種類や区分によって納税義務の範囲は異なりません。(解説)《法人税》?法人税の納税義務者は法人です(法法41)。例外的に個人が法人課税信託の引受けを行うときは、個人が納税義務者になることがあります(法法44)。その「法人」とは、自然人である人間以外の者で法律によって人格を与えられ、法律上権利義務の主体となり得るものをいいます(民法