実務家のための~

実務家のための~ page 14/22

電子ブックを開く

このページは 実務家のための~ の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
実務家のための~

Ⅰ 社内体制  132 保管場所重要な書類等は、安全に保管しなければなりません。そのため、保管場所を明確にする必要があります。会社の実情に応じて、施錠できるロッカーや机の引出しも選択肢になると考えられますが、保管は金庫で行われることが一般的であり適切です。●保管場所の例保管場所保管方法金庫、ロッカー、机の引出し施錠し、鍵は代表者又は経理責任者が保管する。金融機関の貸金庫保管・引出しは代表者又は経理責任者が行う。(注) 権利証や証書形式の定期預金などの重要書類については、コピーを会社内に保管し、原本は銀行等の貸金庫に預ける方法もあります。3 鍵の管理重要な書類等の保管場所の鍵については、代表者又は経理責任者が管理するのが通例です。また、鍵については、最近では、金属の鍵のほか、カードキーや指紋認証による鍵が使用されます。金属の鍵、カードキー、指紋認証となるにしたがって、不正等が防止しやすいとされます。4 損害賠償保険への加入現金の保管を行う場合には、盗難等の可能性を考慮し損害賠償保険に加入することが考えられます。