実務家のためのNPO法人の会計と税務 page 2/28
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実務家のためのNPO法人の会計と税務
五訂版はしがき平成27年9月30日現在、認証されたNPO 法人は50,411法人となっており、身近で利用しやすい法人形態としてすっかり定着した感があります。また、平成24年4月から施行された改正NPO 法において、認定NPO 法人の認定基準が大幅に緩和されたことによって、平成27年11月6日現在、認定NPO 法人は616法人と、改正前からみれば飛躍的に増加しました。認定NPO 法人への寄附には税の優遇が受けられるため、認定された法人は寄附金収入が多くなり、資金の確保ができます。そして、その資金をさらに特定非営利活動に向けることでより活発な活動を行うことができるようになる、よい循環が形成されてきていると感じられます。四訂版の発行から3年、法人税においては適用税率の変更や交際費課税の改正、消費税においては5%から8%への税率変更、簡易課税方式のみなし仕入率の変更、輸出物品販売場制度の見直し、国境を越えた役務提供に対する課税の見直し等が行われました。これらについて最新の情報を盛り込み、五訂版として刊行いたします。本書が、NPO 法人とそれを支援するすべての方々、これから認証や認定を取ろうとする方々のお役に立つことができれば幸いです。平成27年11月公認会計士・税理士中田ちず子