ブックタイトル【改訂】実例 耐用年数総覧

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【改訂】実例 耐用年数総覧

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【改訂】実例 耐用年数総覧

第一章共通事項46 共用資産に適用する耐用年数問当社では,同一工場内に「輸送用機械器具製造業用設備」と「ゴム製品製造業用設備」を有していますが,これらの製造設備に共通して動力等を供給するボイラー施設,コンプレッサー設備,受配電設備の耐用年数は,いずれの耐用年数を適用することになりますか。また,これらが事務所の暖房,照明用をかねる場合はどうでしょうか。答同一の減価償却資産についてその用途により異なる耐用年数が定められている場合において減価償却資産が2以上の用途に共通して使用されているときは,その減価償却資産につきいずれの耐用年数によるかは,その使用目的,使用の状況等より勘案して合理的と認められる用途に供されているものとしてその減価償却資産にふさわしい耐用年数を判定し,その判定した耐用年数はその判定の基礎となった事実が著しく異ならない限り,法人の意思を尊重して継続して適用することになっています(耐通1-1-1)。ご質問のボイラー,エアコンプレッサー,受配電設備等のいわゆるユーティリティ設備については,各施設ごとに前記によって判断し,主たる設備に含めてそれぞれ一括償却することとなります。また,事務所の暖房用,照明用についても同様ですが,その建物の配管,配線及び暖房,照明機器は,建物附属設備に該当します。79