ブックタイトル消費税の課否判定と仕訳処理【改訂】

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消費税の課否判定と仕訳処理【改訂】

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概要

消費税の課否判定と仕訳処理【改訂】

1は し が き 平成元年に我が国に導入された消費税は、既に15年目を迎えております。 その間、税率の引き上げ、簡易課税制度の適用限度額の縮少など、いくたびかの改正を経て整備されてきており、消費税の制度自体はかなり定着してきている感があります。 消費税の計算、特に仕入控除税額の計算は、取引の都度、課税、非課税等の区分を明確にしておかないと計算できません。したがって、事業の経理の一部として消費税の課否を明確に区分した処理が求められることになります。 本書は、消費税の課否と実際の経理処理をどうするかという観点から、勘定科目ごとに、冒頭で基本的な解説を行い、選定した具体的事例を基にその消費税の課否判断と仕訳処理を含めて消費税と法人税、所得税等の取扱いを解説していく手法を採用しています。もとより、消費税の解説を中心としていますから、法人税等のすべての点に触れているものではありませんが、取引に関連することはできるだけ多く掲げるように努めています。 また、各事例には統一的な番号を付して、他に掲載した事例を示すことにより、検索しやすいように努めております。 消費税や法人税の実務に携わる方々に少しでも参考になれば幸いに思います。 なお、できるだけ項目数を確保する観点から記述が十分でない部分が多くあるかと思われますが、ご意見、ご批判をいただきながら内容の充実に努めて参りたいと考えております。 最後に、本書の出版に当たり、大変お世話になった税務研究会出版局の諸氏に厚く御礼を申し上げます。  平成15年7月 税理士 上 杉 秀 文