ブックタイトル【第6版】ビジネス簿記入門
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【第6版】ビジネス簿記入門
??第6版」発刊にあたってこの「ビジネス簿記入門」は、初版発刊以来、独学で簿記を学ぼうとする方々を始めとして、大学の「簿記原理」や「会計基礎論」あるいは職業訓練機関でのテキストとして幅広く活用していただき、この度第6版を発刊することになりました。今回の改訂に当たっては、読者のみなさんからのご意見を取り入れるとともに、日本商工会議所主催の簿記検定試験の最新の出題傾向を分析して、多くの箇所を書き直し、充実を図りました。特に、「日商簿記検定3級」の最近の傾向に対応した問題を多く追加掲載しています。「最近の出題傾向のポイントと対策」については、(5)ページ以下をご覧ください。また、「目次」に続いて「検定実力問題目次」がありますので、各ステップを終えた後や検定試験受験に際しての実力判定及び確認のために利用してください。本書は、簿記を初めて学ぼうとする方や「日商簿記検定3級」を目指す方々が、楽しみながら簿記を学んでいただくために編纂した簿記の入門書です。また、ビジネス実務に配慮した内容になっています。簿記会計は、その時代の社会情勢や経済情勢の変遷に伴い、企業会計のルールや税法の改正により、度々改訂されることがあります。しかしながら、「簿記検定3級」に出題されるいわゆる簿記の「基本原理」は、ほとんど変更されることはありませんので、この基本原理を覚えておくことは、一生役立つといっても過言ではありません。今、世の中は、大企業であっても、倒産、事業規模の縮小が多発しています。サラリーマンであっても、イザというときのために、税理士や公認会計士の資格を取得しようと勉強している人を多く見受けます。そのような人にとっても、また、一会計担当者、さらには中小企業の経営者にとってもこの「ビジネス簿記入門」は身近な学習書とおすすめできます。企業が作成する貸借対照表や損益計算書は、すべて簿記の原理に基づいて作成されます。簿記の原理、原則は、一般の人にも常識として身につけて欲しいものです。何事も、一歩を踏み出す努力が必要です。ぜひ、本書を十分に活用され、簿記の知識を身につけ、実務に、また、日常生活において一助とされることを期待します。なお、第6版の発刊に際し、大阪商業大学非常勤講師・税理士岡田いと子氏には校正・加筆をしていただくなど大変お世話になりました。ここに厚くお礼申し上げます。2017年3月第6版の発刊にあたって藤本清一・林幸