ブックタイトル【第6版】ビジネス簿記入門

ページ
20/24

このページは 【第6版】ビジネス簿記入門 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

【第6版】ビジネス簿記入門

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

【第6版】ビジネス簿記入門

覚えるのは「早いうち」です。覚え方は、子供が右左を覚えるように単純に覚えましょう。たとえば、ボールペンかマジックで左の手のひらに「借方」、右の手のひらに「貸方」と書き、繰り返し声に出して確かめることもいいでしょう。また、「左」と言う代わりに「借方」、「右」と言う代わりに「貸方」と言ってみてもいいでしょう。まずは、実行してみてください。? 数字の書き方記帳は、実務ではパソコンその他の会計機器によることが一般的ですが、領収証や請求書などの作成を含めて手書きによる場合の留意点をこの?と?で述べておきます。数字は、“だれにでもわかるように”“読みやすく”書きます。記帳には、消しゴムで消すことができないボールペンなどの筆記用具を使用します。字の大きさは訂正したときのスペースをとっておくため、行間の2分の1程度に書きます。数字は3位ごとにカンマをつけます。右から1つ目のカンマは千の位、2つ目は百万の位、3つ目は十億の位です。それぞれのカンマの位を覚えておけば、大きな数字も簡単に読むことができます。数字の訂正は、必ず訂正したことがはっきりとわかるようにします。ナイフで削ったり、修正ペンなどでぬりつぶしてはいけません。削ったりすると、不正をしているのではないかと疑われることにもなりかねません。訂正は、数字全体を赤の複線で消し、だれが訂正したかがわかるように、訂正線のところに訂正印を押します。? 文字の書き方文字も、数字と同じように“だれにでもわかるように”“読みやすく”書きます。勘定科目等は行間の3分の2の大きさに書きます。普通の文字は行間の2分の1の大きさに書きます。文字はすべての行の下線に沿って書きます。文字の訂正は、訂正したい字を赤の複線で消し、訂正印を押します。STEP1 簿記の基本― 3 ―