ブックタイトル【第6版】ビジネス簿記入門

ページ
22/24

このページは 【第6版】ビジネス簿記入門 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

【第6版】ビジネス簿記入門

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

【第6版】ビジネス簿記入門

1-4 負債負ふ債さいとは、今すぐか将来、返済しなければならない義務のことです。負債は、債権に対応するもので債さい務むです。たとえば、商品を掛で売買した場合、商品を売った側には代金を受け取る権利(売掛金)が発生しますが、一方の商品を仕入れた側には代金を支払う義務(買掛金)が発生します。この義務が債務であり、負債です。◇ 負債の勘定科目の具体例支し払はらい手て形がた商品の仕入代金の支払いなどのために手形を振り出した場合などの満期日に手形代金を支払う義務買かい掛かけ金きん商品を掛(つけ)で仕入れたときのまだ支払っていない代金借かり入いれ金きん借金のこと未み払はらい金きん商品以外のものを購入した場合の、まだ支払っていない代金1-5 純資産純じゅん資し産さんとは、資産の総額から負債の総額を差し引いた正味の財産のことです。純資産の額は次の式で求められます。資産- 負債= 純資産この計算は、ある時点(たとえば○年12月31日)で計算します。資産(財産)現金、預金商品、売掛金建物、土地など- 負債(債務)買掛金借入金など= 純資産(正味の財産)資本金などコメント「純資産」は、個人事業では一般に「資本」ともいいます。意味は同じです。また、純資産(資本)に含まれる勘定科目は資本金です。事業を開始する際の元もと手でや元もと入いれ金きん、企業への出資金や株式の払込金が事業開始時の資本金です。― 5 ―STEP1 簿記の基本