税務サンプル|改訂増補版 相続税・贈与税 土地評価実務テキスト page 24/28
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税務サンプル|改訂増補版 相続税・贈与税 土地評価実務テキスト
50Ⅲ必ずマスターしておきたい減価要因1無道路地(評基通20-2)「無道路地」という減価要因を知っていても、実務で無道路地の評価を見落としているケースが散見されます。ここでは無道路地の見極め方やその時価水準について解説します。(1)無道路地とは「無道路地」というと、「道路に接していない土地」と理解している方が多いようですが、正しくは「建物が建てられない土地」のことを指します。道路にまったく接していない土地以外にも、道路に接していても建物が建てられない土地もあります。このように建物が建てられない土地はいわゆる「接道義務を満たさない宅地」として「無道路地」の中に含まれます。評基通においても、「道路に接しない宅地(接道義務を満たしていない宅地を含む。)をいう)」と記載されています(評基通20-2(注1))。土地の価値は建物の建築の可否によって大きく変わりますので、評価対象地が無道路地かどうかは評価の入口の段階で見極めておかなければなりません。(2)無道路地を見抜くために知っておくべき「接道義務」無道路地かどうかを見極めるためには、「接道義務」について理解しておく必要があります。「接道義務」とは、建築基準法その他の法令、条例等において規定されている建築物を建築するために必要な道路に接すべき最小限の間口距離の要件のことです。都市計画区域内および準都市計画区域内では、「建築物の敷地は、道路に2メートル以上接しなければならない」とされています(建築基準法第41の2、43)。