ブックタイトル相続税・贈与税入門の入門〈平成29年度版〉

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相続税・贈与税入門の入門〈平成29年度版〉

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概要

相続税・贈与税入門の入門〈平成29年度版〉

実子がいないときは,人までしか,法定相続人の数にカウントしない,ということです。これは,養子をふやすことによって,相続税を安くしようという,節税策へのハドメとしてできたものです。たとえば,法定相続人妻A 実子B 実子C 養子D 養子Eという場合,基礎控除額は3,000万円+(600万円×人)6,000万円とはならないのです。法定相続人の数は,たしかに人ですが,法定相続人のなかに,養子が人います。このようなときには,養子人のうち,人だけを法定相続人の数にカウントします。したがって,修正した法定相続人の数は,妻A 実子B 実子C 養子人の 人となり,基礎控除額は,3,000万円+(600万円× 人)5,400万円となります。また,法定相続人妻A 養子B 養子C 養子Dという場合,実子がいませんので,養子の数は,人まで法定相続人の数にカウントします。 相続税とはどんな税金か5