税務サンプル|平成29年版 わかりやすい法人税

税務サンプル|平成29年版 わかりやすい法人税 page 11/20

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税務サンプル|平成29年版 わかりやすい法人税

111法人税とはどんな税金か1税金の種類税金は,私たちの生活に密着しています。朝おきて吸うタバコには「たばこ税」,通勤などに使う自動車には「消費税」や「自動車税」,仕事で集金した相手方に渡す領収書には「印紙税」,晩酌に飲んだ酒には「酒税」,など,実にさまざまな税金がかかっています。このように,身の回りの税金にもいろいろな種類があるわけですから,私たちの生活に直接関係のないものまで含めて税金の種類を計算してみると,その数は,約50にも及びます。法人税は,その中の1つですが,はたしてどんな税金なのでしょうか。税金を分類する方法には,いろいろあります。そのひとつは,どこが課税するのかによって分ける方法で,国がかける税金を「国税」といい,都道府県や市町村がかける税金を「地方税」といいます。国税の主なものには,所得税,法人税,相続税,贈与税などがあり,地方税には,個人住民税,法人住民税,固定資産税などがあります。また,所得税,相続税などのように,税金を直接負担する人にかける「直接税」と,酒税は物の製造業者に,消費税は各業者にかける「間接税」とに分ける方法があります。消費税や酒税は,品物の代金中に含まれているので,品物4 4 4を買った消費者が間接的に税金を払ったことになるので,「間接税」というわけです。