ブックタイトル税務サンプル|第2版 耐用年数表の仕組みと見方

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税務サンプル|第2版 耐用年数表の仕組みと見方

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税務サンプル|第2版 耐用年数表の仕組みと見方

1建物関係17の主要柱等が鉄骨であるときは、その建物全体を「金属造のもの」と判定します。2コンクリートブロックを鉄筋とコンクリートで補強して組み積みした建築物は「ブロック造のもの」となりますが、このうち、柱、はりが鉄筋コンクリート造で壁の部分に鉄筋を入れたブロックで建築した建物は「鉄筋コンクリート造のもの」、柱、はりは鉄骨により壁の部分に鉄筋を入れたブロック(ボルト等で固定します。)で建築した建物は「金属造のもの」と判定します。「金属造のもの」は、霞ヶ関ビル、京王プラザ等、いわゆる高層ビルに多いものです。3道路及び線路の下を利用して建物を建築した場合には、それぞれ本体の耐用年数及びその内部に施工した造作の構造、材質その他の仕様若しくはその使用状況等を基礎として適正に見積もった耐用年数を適用します。事例2建物の構造の判定当社では、倉庫事業の倉庫用建物を建設しましたが、耐用年数を適用する場合は、どの構造に属すると考えたらよいのでしょうか。なお、主要柱及びはりは鉄筋コンクリート造ですが、壁はコンクリートブロック造です。答この事例の建物は、主要柱及びはりの主要骨格は鉄筋コンクリート造ですから、別表第一の「建物」の「~鉄筋コンクリート造のもの」に該当し、「工場(作業場を含む。)用又は倉庫用のもの」の「その他のもの」の「倉庫事業用の倉庫用のもの」の「その他のもの」の「31年」を適用します。