ブックタイトル税務サンプル|第2版 耐用年数表の仕組みと見方
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税務サンプル|第2版 耐用年数表の仕組みと見方
はじめに減価償却制度は、減価償却資産の取得費用を各事業年度に費用配分する会計上の重要な手続であり、法人税法をはじめとする関係法令通達において、減価償却資産の範囲、取得価額、減価償却の方法とその選定方法及び償却限度額から耐用年数に至るまで詳細に規定されています。なかでも、減価償却資産の耐用年数の判定は、減価償却実務の際にとりわけ重要となります。基本的には、関係法令通達の規定するところにより決定することとなりますが、個々の資産の種類、構造、用途等については、合理的な社会的慣行を尊重しつつ、その実態に即して判断することとなります。しかし、その内容は多岐にわたるものとなっているのが実情であり、また、近年の技術革新等に新しい減価償却資産が次々と出現し、これらの資産に適用する耐用年数についてもより難しさが増しています。そこで、本書では、耐用年数表の適用に当たって法令等で定められている事項の基本的な考え方、耐用年数表の構成とその適用の方法について解説するとともに、個々の減価償却資産を取り上げて問答形式によりどのようにこれを適用していくかを説明することとしました。本書が、企業経理の実務に携わる実務家はもとより減価償却制度を理解し耐用年数の判定及び適用に当たって少しでも参考にしようとする方々の一助となれば幸いです。最後に、本書の出版に当って税務研究会出版局の方々のご尽力、ご厚意に心から感謝の意を表します。平成27年1月前原真一