ブックタイトル税務サンプル|債権法改正と税務実務への影響

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税務サンプル|債権法改正と税務実務への影響

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概要

税務サンプル|債権法改正と税務実務への影響

本書の作成には,3年近くを要した。執筆の依頼を受けた時点では改正民法は成立していなかったし,まだ改正の動きがあるに過ぎない段階(国会への法案提出前)であった。当時は実務家(弁護士)として税務問題に取り組んでいたわたしは,2015年4月から税法研究者に転身した。そして,大学及び大学院における教育研究に専念することになった。慣れない大学での日々は極めて忙しなく,時間を採ることが困難な状況に直面した。それでも,鳥飼総合法律事務所時代の同僚である西中間弁護士との間で1~2か月に1回程度,改正民法の内容及び税務実務に与える影響について検討会を行ってきた。それができたのは,その調査及び資料作成を西中間弁護士がこつこつと時間をかけて行ってくれたからである。わたしはその調査報告を聴き,その都度気づいた点を指摘したり,更に調べてもらったりしてきたに過ぎない。しかし,原稿及びゲラのチェック段階においては,監修者としての立場を超えてしまったかもしれないくらいの大幅な加筆修正を求める赤字を入れさせていただいた(執筆者としてのクセが出てしまい,困らせてしまったかもしれないが,大変丁寧な加筆修正をしてくれた。多忙な弁護士業務があるなかで,未解明の本書のテーマに挑み,わかりやすい原稿を丁寧に作成してくれた西中間弁護士に,心より感謝申し上げたい)。また,本書の企画から制作にあたっては,税務研究会出版部の加藤ルミ子さんに大変お世話になりました。ありがとうございます。読者の皆様が,近い将来施行されることになる改正民法の要点をおさえられ,税務実務に与えそうな影響のイメージを感じていただければ,監修者として嬉しく思います。2017年11月青山学院大学法学部教授木山泰嗣