ブックタイトル税務サンプル|新広大地評価の実務

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税務サンプル|新広大地評価の実務

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税務サンプル|新広大地評価の実務

はじめに平成29年度税制改正大綱において、「広大地評価の見直し」が公表されました。これを受けて、どのような評価方法に見直すのか、どういった要素を追加するのか、と様々な憶測を巡らしてまいりましたが、平成29年10月5日に通達が公表され、ついにその内容が判明しました。それは、「評価方法を変える」といったレベルではなく、『広大地』の概念そのものを廃止し、新たに『地積規模の大きな宅地』という概念を設け、それについての評価方法を新たに設ける内容でした。従来、広大な土地をお持ちの地主さんの相続にあたって、その土地が広大地に該当するか否かは地主当家の存続を左右すると言っても過言ではない、大きな問題でした。今後は、新たな規定により、その広大な土地に評価減が適用できるのか、できるとしたらどれくらい減額できるのか、これを確認することが、これからの相続対策への基本の一歩となります。本書は、平成29年10月5日公表の通達に基づき、書き上げたものです。通達の公表直後に原稿を書きましたから、適用について多少の推測も交えながらの記載となっている箇所もございます。しかし、一刻も早く皆さまにこの情報をお伝えしたいとの一念から、執筆者一同、思いを込めて書き上げました。本書が、広大な土地をお持ちの地主の皆さま、そして相続税務に携わる専門家の皆さまの一助になれば幸いです。平成29年10月執筆者一同