ブックタイトル居住用財産に係る税務の徹底解説

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居住用財産に係る税務の徹底解説

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居住用財産に係る税務の徹底解説

2第1 章 居住用財産に係る税務のあらまし居住用財産とは居住用財産とは、一般的には、所有者(所有者の親族などを含みます。)が自ら居住するための家屋及びその敷地をいいます。居住用財産に該当するか否かの判定は、家屋の利用状況により行うことから、その家屋がその者の生活の本拠として利用されていたものであれば、家屋だけでなくその家屋の敷地を含め居住用財産に該当することになります。そのため、居住用財産に係る各種特例は、原則として、居住用の家屋と併せてその家屋の敷地についても適用されます。したがって、居住用の家屋を所有せず、その敷地のみを所有している場合には、居住用財産に係る各種特例が適用されない場合もあります(詳細は第2 章から第6 章を参照)。居住用財産の取得・保有・賃貸及び譲渡を行うと、税制上の各種優遇措置の適用を受けることができる場合がありますが、適用を受けるためには、優遇措置ごとに定められた要件を満たす必要があります。また、居住用財産を相続及び贈与により取得したときにも、税制上の各種優遇措置の適用を受けることができる場合がありますが、上記と同様に優遇措置ごとに定められた要件を満たす必要があります。そのため、本書では、第2 章から第6 章において、居住用財産の取得・保有・賃貸及び譲渡だけでなく相続・贈与についても、税制上の各種優遇措置について詳解していますが、次の2 から6 において、そのあらましを記します。1