ブックタイトル税務サンプル|平成29年版 法人税申告書の書き方

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税務サンプル|平成29年版 法人税申告書の書き方

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税務サンプル|平成29年版 法人税申告書の書き方

法人税申告書の書き方法人税申告書の書き方法人税申告書及びこれに添付する明細書には,「法人税申告書の一覧表」(5頁)に掲げたように,非常にたくさんの種類がありますが,どんな法人でもこれらの申告書や明細書の全部を用いるということはありません。法人税の確定申告に際して通常用いられるのは,このうちせいぜい20種類ないし30種類くらいのものではないかと思います。あとは特殊な場合に用いられるものが多いわけです。ここでは,ごく一般的に用いられる申告書や明細書を中心にして,設例に基づいて具体的にその書き方を説明することにします。なお,それぞれの申告書や明細書の書き方の説明の中で,表の各欄を示すのに1,,とか,4の3,の1というように番号を引用していますが,これは,それぞれの表の各欄に付されている番号を意味しています。例えば,別表四(所得の金額の計算に関する明細書)の書き方の説明で,5の2とい留保えば,損金経理をした納税充当金5のの欄という意味です。2(注)この本で取り上げていない申告書や明細書の書き方については,税務署で交付する「法人税申告書の記載の手引」又は申告書や明細書の控用紙の裏面に印刷されている記載の仕方を見て下さい。確定申告書の記入の順序法人税申告書は,その作成について一定の順序があります。正確にしかも要領よく申告書を作成するためには,その順序どおりに記入していくことが大切です。ここでは,別表一?から別表十六?までの28種類の申告書や明細書(特別償却付表を含みます。)を用いてありますが,その記入は,次のような順序に従って行います。なお,「順序」のところの同一の段階に属する「項目」が二つ以上ある場合には,いずれを先に記入しても差し支えありません。順序使用申告書等項目主な移記する申告書等第1段階別表五?別表五??期首現在利益積立金額の内訳の記入?期首現在未納税額,当期中の納付税額等の記入別表四・五?第2段階別表四決算利益及び株主資本等変動計算書の内容等の記入別表五?別表四?税法上益金に算入しなければならないもの,損金に算入できないもの等の金額について,各別表から移記するほか,単独で別表五?第3段階別表五?この表の上で除加算の調整をするものについて記入?資本金等の額の増減の記入等残余の計算別表八? ?受取配当等の益金不算入の計算別表四別表十? ?収用換地等の場合の特別控除額の計算別表四―17―