ブックタイトル税務サンプル|平成30年3月期 決算・税務申告対策の手引

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税務サンプル|平成30年3月期 決算・税務申告対策の手引

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概要

税務サンプル|平成30年3月期 決算・税務申告対策の手引

措置が拡充されました。対象設備等の範囲、適用にあたっての手続、申告書の添付書類など、詳しく解説します。第5に、繰越欠損金の控除制限割合が順次拡大しており、税効果会計における繰延税金資産の回収可能性の判断にも影響する点に留意する必要があります。第6に、外形標準課税に係る負担軽減措置は年度ごとに内容が変わりますので、平成30年3月期における取扱いを理解・整理する必要があります。適用にあたって用いる税率など、実務上の留意点を確認する必要があります。また、付加価値割に係る所得拡大促進税制は、平成29年度税制改正により、要件が改正されています。ただし、上乗せ措置は設けられていない点に留意が必要です。第7に、マイナス金利下において、退職給付債務の計算に用いる割引率が問題となります。企業会計基準委員会において統一した恒久的な取扱いを設定するための審議が行われており、最新の動向等を見て判断する必要があります。第8に、試験研究費の税額控除制度について大幅な改正が行われており、内容の理解・整理が必要です。年度決算を迎えるにあたって、会計および税務のチェック項目を総合的に押さえて、万全の決算・申告に向けた準備を行うことが必要不可欠です。本書においては、最新の法令・規則、会計基準・実務指針の改正、通達、Q&Aなどを総合的に踏まえ、決算直前に押さえておくべき事項を総合的に、来たる決算・申告に向けて万全の準備ができるように、記載例や申告調整方法などを交えて詳しく解説しています。本書が、実務家の皆様のお役に立てることを切に願っております。なお、本書は、平成29年11月18日現在公表されている法令、会計基準、通達等に基づいて執筆しています。また、本書の内容のうち意見に