ブックタイトル税務サンプル|経理部門の働き方改革のススメ

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税務サンプル|経理部門の働き方改革のススメ

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税務サンプル|経理部門の働き方改革のススメ

4 Prologue働き方改革が企業の成長源泉プロセスデザイン社の場合は、ストップ部長の後任が決まっていないようです。もちろん採用活動を通じて適任者を探すというのも一つの方法ですが、労働力人口が減って採用が難しい昨今では簡単に解決を図れる方法とは言えません。本来であれば、社内教育をして適任者が育ってくれていればいいのですが、どうやらプロセスデザイン社では適任者が育っていないようです。中小企業の場合、そもそも経理部門の人数が少ないため、組織的に後継者を育てるような仕組みを敷いていないケースは多いと思います。何となく部長の次に仕事がわかっているからというような、ぼんやりとした理由で後継者が決まっている場合も多いです。ただ、管理系の部署といっても、経理は企業活動に必要な機能でありますし、ましてこれだけ先が見通せない時代においては将来の企業戦略に役立つ経理指標を提供するという重要な役割を経理部門は担っているので、経理部門を安定的に継承していくことは優先度合いが高い事項と言えます。日本のサービス産業の労働生産性は低いプロセスデザイン社では経理部門は残業続きだとプロセス良子さんは嘆いていますね。残業が多いというのは、経理部門に限ったことではありません。昨今、日本全体で「働き方改革」というキャッチフレーズが声高に叫ばれていて、どのように仕事のやり方を変えていくのかということが検討・実施されています。「働き方改革」の重要なテーマの一つとして、残業時間をいかに削減していくのかというテーマがあります。