ブックタイトル20520030_【改訂】交際費課税のポイントと重要事例Ｑ＆Ａ

概要

20520030_【改訂】交際費課税のポイントと重要事例Ｑ＆Ａ

第版の改訂にあたって平成26年12月に本書第版が発刊されて年超経過します。この間に交際費等に関する改正は特にありませんでしたが、国税庁平成30年月発表では、全国法人数267万社の交際費支出総額は兆千億円、社当たり平均136万千円で年連続増加しています。景気回復や「得意先との接待飲食」に限って、一人当たり5,000円以下は交際費から除くことができ、それを超えても支出額の50％相当額が損金算入となる一種の節税策により増加したとされています。しかし、これに対する税務調査が本格化し非違事例が多発との報道もあり、せっかくの節税策が不注意等で税金を追徴されないよう注意が必要です。ほとんどの方が交際費の意味は承知していますが、税務上問題となった事例、質問が多かった事例等を新たに追加して税務上の交際費等の取扱いを解説しました。予期しない交際費課税を防ぐとともに効果的な交際費等支出により健全経営等の一助に本書がなれば幸いです。なお、本書の意見にわたる部分は個人的な見解であり、確定したものでないことをご承知の上でご活用ください。平成30年月税理士西巻茂