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概要

消費税ナビ

1消費税の特徴消費税は、「広く課税」される消費税とは、その名の通り、モノやサービスを「消費」するという行為に対し、消費者に負担を求める税金です。いまいち分かりにくいですが、「消費するお金があるなら、少しくらいは税金払えるよね?じゃあ、みんな8 %だけ負担して。」というイメージです。消費者は、日常生活の中で、外食をしたり、電車に乗ったり、毎日様々なモノやサービスを消費します。日常当たり前に行われるこれらの「消費行為」に対して税金を課そうというのが消費税ですから、如何に広く課税しようとしている税金かということが分かるかと思います。消費税は、「公平に課税」される消費税の税率は取引価格の8 %です。これは誰でも公平に8 %。ただ、実は内訳があり、国税部分が6.3%、地方消費税が1.7%、合計8 %です。消費税は、「間接税」である税金を負担する者と、税金を納付する者が同一である税金を「直接税」、同一でない税金を「間接税」といい、消費税は間接税に区分されます。税理士からのアドバイスなぜ、消費税は「間接税」といわれるのか?消費税は、「消費行為」に対して課される税金です。でも、消費者が消費をする度に、「消費しました。」と申告して、いちいち税金を納めていたら大変です。そこで消費者は、消費をする前の段階であるモノやサービスが引き渡されるとき、要は買い物をしたときに、そのモノやサービスの代金と一緒に、「事業者※」に対して消費税を支払います。そして、この事業者は、消費者から預かった消費税をまとめて納めるという形をとっていま4 4 4 4す。つまり、消費者は、事業者を通して間接的に税金を納めているわけです。これが、「間接税」といわれる所以です。※消費者に対し、モノを売ったりサービスを提供したりする者のことを「事業者」といいます。3