ブックタイトル20520120_相続税・贈与税入門の入門〈平成30年度版〉

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20520120_相続税・贈与税入門の入門〈平成30年度版〉

相続税とはどんな税金か? 相続税はなぜかかるのかわれわれのまわりには,たくさんの税金があります。これらの税金は,誰が税金をかけるかによって,国税と地方税に分かれます。国がかける税金を,国税といいます。県や市がかける税金を,地方税といいます。相続税は,所得税,法人税とならんで,国税の柱となっています。所得税や法人税は,一定期間にかせいだ所得に対してかかる税金です。これに対して,相続税は,亡くなった人の財産をもらったときに,その財産の価額をベースにしてかかる税金です。これが,相続税は財産税である,といわれるゆえんです。個人には,毎年の所得に対して所得税がかかります。この所得税を支払った残りのおカネで,貯金をしたり,不動産を買ったり,株式を買ったり,など,いろいろな財産をたくわえます。相続税は,このたくわえた財産に対してかかってきます。キチンと所得税を支払った残りのおカネでたくわえた財産に,また,相続税,というのでは,あまりに酷な税金かもしれません。しかし,国は,2 Ⅰ 相続税