ブックタイトル税務サンプル|改訂増補版 改正電子帳簿保存法完全ガイド

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税務サンプル|改訂増補版 改正電子帳簿保存法完全ガイド

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税務サンプル|改訂増補版 改正電子帳簿保存法完全ガイド

改訂増補版の刊行にあたって平成27、28年度の税制改正による国税関係書類のスキャナ保存が規制緩和され、取引で発生する税法で保存義務のある書類の電子化を検討する企業は激増しました。電子化には様々な目的や方法がありますが、最近では単に書類の保存方法を電子化するのではなく、手続きを電子化することによる内部統制強化や業務効率化を検討する大企業も非常に多くなってきました。これまで企業活動で行ってきた非生産的な業務や無駄を省いて働き方を変えようとする、いわゆる働き方改革の促進政策なども相まって、電子化によってこれらを実現させるために電子化を検討する企業も増加しています。規制緩和による法令改正後執筆した初版本の内容も、国税当局の法令運用の変更や解釈の具体化、電子化導入企業による申請件数の増加による税務当局への手続き増加に伴って書き換える部分や、電子化分野の多様化などによる書き足しなどのために今般改訂をすることにしました。IT技術も劇的に発展し、2年前の技術以上に電子化には便利なツールも増えてきています。そして今後は取引の際に生じる紙の書類は減少していき、将来的には電子取引が安全に行われる社会になりつつあります。企業が電子化を検討する際、5年後さらには10年後にどのような社会になっているか予測し、現状の社内あるいは社外との手続きや取り引きをどのように行って証拠となるべき書類の保管や税務調査等においての説明責任を果たすかを検討する必要があります。本著がこれらの検討の一助になるように願っています。最後に改訂にあたり短期間での作業を行っていただきました税務研究会出版局堀直人氏に心より御礼申し上げます。2018年4月税理士袖山喜久造