ブックタイトル20520140_所得税入門の入門〈平成30年度改訂版〉

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20520140_所得税入門の入門〈平成30年度改訂版〉

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20520140_所得税入門の入門〈平成30年度改訂版〉

31 所得税とはどんな税金か 所得税は、個人が1月1日から12月31日までの1年間に得た所得(いわゆる“もうけ”)に応じてかかる税金です。 わが国の税金には、50を超える数の種類があります。 税金は、国の税金と、都道府県や市町村の税金に分かれます。 国の税金を、国税といいます。 都道府県や市町村の税金を、地方税といいます。 所得税は、国の税金で国税の一つです。 所得税は、法人税、消費税と並んで、国の税収の中で最も大きなウエイトを占めています。 税金は、誰が負担するかによって、直接税と間接税に分類されます。 税金を負担する人に直接かかるのが、直接税です。 税金を負担する人と税金を納める人とが異なるのが、間接税です。 所得税は、国税である法人税や相続税、地方税である住民税や固定資産税と並んで、直接税の代表的な税金です。消費税や酒税は、間接税の一つです。 また、税金は、何を対象として、課税するかによって、収得税、財産税、消費税、流通税に分類されます。 収得税は、所得にかかる税金です。 所得税、法人税、それに地方税の住民税や事業税は、収得税の一つです。 財産税は、人が所有している財産にかかる税金です。 相続税や贈与税、地方税である固定資産税、自動車税などは、財産税