ブックタイトル〈第2版〉 判例裁決から見る加算税の実務

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概要

〈第2版〉 判例裁決から見る加算税の実務

はしがき(改訂版)本書の初版出版後、平成28年度税制改正において、加算税制度の骨格に影響を及ぼすような変更がありました。そこで、その内容を盛り込んだ上で事例を増やして改訂することとしました。改正の柱は、以下の2点であり、平成29年1月1日以後に法定申告期限が到来する国税について、新しい制度が適用されています。1 更正等を予知しない(いわゆる自発的な)修正申告等に係る加算税の減免措置が見直されたこと。2 短期間で無申告や仮装隠蔽が繰り返された場合の加重措置が創設されたこと。本書は、判例や裁決をもとに要件の理解を深めて実務にフィードバックすることを目的としていますが、改正項目については、制度の説明や留意点を記載しました。今回の改訂版についても、弁護士の菊田雅裕先生から法律家の視点からの貴重なご意見をいただき、大変お世話になりました。また、本書内での相互参照や事例索引の作成等、配慮の行き届いた編集には税務研究会の奥田守様に大変お世話になりました。お二人には、心より感謝申し上げます。本書が、引き続き実務に携わる皆様のお役に立てば幸いです。平成30年6月税理士佐藤善恵i