ブックタイトル税務サンプル|消費税の「軽減税率とインボイス制度」完全解説

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税務サンプル|消費税の「軽減税率とインボイス制度」完全解説

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概要

税務サンプル|消費税の「軽減税率とインボイス制度」完全解説

i刊行にあたって平成31年10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられるとともに、1飲食料品(外食を除く)および2週2回以上発行される定期購読契約に基づく新聞の購読料については軽減税率(8%)の適用が開始される。複数税率の導入は我が国初めてのことである。また、平成35年10月1日以後については、「適格請求書等保存方式」(インボイス方式)が導入されるものとされ、仕入税額控除の要件として、適格請求書等の保存が必要と定められた。改訂にあたっては、軽減税率制度、適格請求書等保存方式等について、最新の法令、通達・Q&Aに基づき、実務上の対応に必要な事項をできる限り詳細に解説している。第1に、平成30年3月31日付で適格請求書等保存方式に関する政省令が公布され、平成30年6月6日付で適格請求書等保存方式に係る通達・Q&Aが公表された。『第6章「適格請求書等保存方式」の実務』において、適格請求書発行事業者の登録制度、適格請求書等保存方式における帳簿・請求書等、適格請求書等の交付義務等、適格簡易請求書の交付が認められる事業の範囲、仕入税額控除の要件、税額計算の方法、免税事業者の取扱い等、政省令および通達・Q&Aの内容を織り込んで、大幅に加筆した。第2に、平成28年11月18日付で成立した「消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置」の内容を踏まえて、改訂を加えた。中小事業者以外の事業者について当初認められるとされていた売上税額の特例は削除されている点に留意が必要である。税率引上げに係る経過措置の取扱いについても、最新の内容に改めた。第3に、適格請求書等保存方式の下での売上税額の計算および仕入税額の計算の取扱いについて、政省令の規定を踏まえて加筆した。第4に、内容の理解がしやすいように、適宜図表や計算式等を追加して