ブックタイトル【30年版】主要勘定科目の法人税実務対策

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【30年版】主要勘定科目の法人税実務対策

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【30年版】主要勘定科目の法人税実務対策

まえがき本書は,「旬刊国税解説」に38回にわたって連載した「勘定科目別の税務処理」を基礎にし,これに加筆,補正を加えたものです。法人税の解説書は数多くありますが,そのほとんどが法人税法及び租税特別措置法の条文の順序に従って記述してあります。しかし,読者である企業の実務担当者は必ずしも条文の順序や法律の体系を熟知しているとは限りません。こうなると,当面している取引についての税務上の処理を調べようと思っても解説書のどのページを開いていいかとまどうでしょう。税の解説書ははじめから終りまで通読して知識を得るという側面もありましょうが,一方では困ったときは直ちに調べることができるという役割りを負うものでなければならないはずです。人間の身体でも,内臓のひとつひとつの働きを知ることも大切ですが,症状に合致した治療方法を知るということも便利なものです。企業の経理担当者にしてみれば,会計処理については一応の知識をもって現実に記帳してみたものの,果してこれが税務上どのように取り扱われるのか自信がないという場合も少なくないと思います。たとえ税法の体系を知らなくても,抵抗なく読むことができて,しかも,問題が発生する前に又は発生したときに気軽に調べることができ常備薬の役目を果たす解説書がつぐらいあってもいいのではないでしょうか。そこで,勘定科目を中心とした事典的要素を持っていて,会計処理のマニュアルも,税務上の取扱いもわかり,しかも,設例計算も備えた解説ができないものだろうかと考えてみました。ここまでくると,それぞれの科目ごとの節税対策や問題点,それに他科目との関連まで記述してあれば,読者のニーズをかなり満足させるのではないかと考え,記述の幅も広げてみました。