ブックタイトル【30年版】主要勘定科目の法人税実務対策

概要

【30年版】主要勘定科目の法人税実務対策

「会計処理マニュアル」で会計上の処理を述べ，これに対比する形で「税務上の取扱い」を解説し，税務知識を確実なものにするために「設例と計算」を設けてあります。実務家の応用と誤りのチェックのために「この科目の税務対策と留意点」を加え，科目相互間の立体的理解を得るために「他科目との関連」をも，また各勘定科目ごとに「消費税との関係」項目を設け法人税，消費税の処理を立体的に記述してあります。記述の方法も，条文や通達の生の表現はできるだけ避け，表や図を豊富に入れてやさしく表現するように務めてみました。このため，類書のない特徴的な解説書になったと自負していますが，勘定科目が限定されているなどの不十分さは否定できません。この点は，読者の皆様のご叱正を待ってさらに充実したものとなるよう心掛けたいと存じます。本書が会社の経理担当者，公認会計士，税理士の皆さんや，これから法人税を勉強しようとする人達のために少しでも役立てばこれに過ぎたる喜びはありません。終りになりましたが，心よく出版をご承知いただいた国税解説協会のご好意と上梓に当たってお骨折りいただいた税務研究会の方々に心からお礼を申し上げます。著者