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No:120541

経理と予算管理担当者のための

Excelを活用した業務の効率化と正確性UP術

管理会計ラボ株式会社 代表取締役
公認会計士 梅澤真由美

開催日 2018/05/24(木) 注意事項
開催時間 10:00~16:30 受講料

税込価格 ¥ 39,000 (税抜価格 ¥ 0)

一般 会員:25,000円 読者:29,000円 一般:39,000円

講師 管理会計ラボ株式会社 代表取締役
公認会計士 梅澤真由美
担当事務局 中国支局
広島県広島市中区立町2番27号(メットライフ広島立町ビル6F)
講師紹介 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)を経て、日本マクドナルド㈱およびウォルト・ディズニー・ジャパン㈱にて、通算10年、経理・予算管理・経営企画など経営財務分野の幅広い業務に従事。その後、管理会計ラボを開設し、会計実務や管理会計の分野を中心に、セミナー講師、書籍や雑誌の執筆、コンサルティングに活躍中。事業会社での豊富かつ多様な実務経験を生かし、早期化と正確性向上を同時に達成する経理の業務改善、制度会計を活かした管理会計制度の構築を得意とする。京都大学農学部卒。ボンド大学ビジネススクール修了(MBA)。
セミナー内容 ★効率化と正確性の両方を達成するためのExcelスキルを解説
★Excelの使用場面ごとに業務を効率化する観点からExcel活用の考え方とコツを説明
★経営者向けの資料作成・報告のコツ
 ※主に Excel使用歴1年以上の方を想定した講座内容です。

(注) 講義は講師のデモンストレーション形式で行います。
  参加受講者が実際にパソコンを操作するセミナーではありません。

 「Excelで資料を作成するとき、資料の目的によって作成方法を変えていますか?」
 経理や予算管理の業務に即したExcelのスキルやコツを学ぶ機会は、社内には多くはありません。
 その一方で、Excelは会計システムと並ぶ主要な業務ツールであり、実務担当者がExcelと向かい合う時間は少なくありません。Excelスキル次第で業務効率は大きく変わり、経理・予算管理にとって極めて重要な数字の正確性にも影響してきます。
 このセミナーでは、事業会社での経験が豊富な実務家会計士が、効率化と正確性の両方を達成するためのExcelスキルを体系立てて説明します。ファイルに跡が残らないものの、効率化に大きく効く機能(ショートカットなどの「無形テクニック」)や、経営者向け資料の作成や報告のコツなど、経理や予算管理の業務特有のポイントがあります。これらを具体的な場面の中で解説するとともに、もととなる考え方を扱います。実務の要点とExcelテクニックの両方を理解することで、自分で考えながら今後の業務に応用することができるようになります。

◆主な研修内容◆
Ⅰ 経理・予算管理のExcel活用の大原則
   1)Excel活用の考え方
    ~考え方(戦略)とテクニック(戦術)の攻略
   2)業務の課題とExcelの関係
    ~効率と効果両面をExcelへ落とし込むには
   3)業務内のExcelの役割と種類
    ~場面別Excelとファイル種類
Ⅱ 「作る」担当者が用意するExcel
  ①有形テクニック編
   1)ファイルの構造とコツ
    ~効率化はファイル数が7割
   2)表作成のコツ
    ~属人化排除のカギは表作成にあり
   3)セルへの入力・計算
    ~繰返しや手入力を減らす機能(各種コピペ、置換)の徹底活用
   4)セルの表示
    ~金額単位など頻出項目の表示の標準化
   5)ミスの防ぎ方とチェックの仕方
    ~Excel版予防的コントロールと発見的コントロール
   6)業務場面別関数の活用
    ~関数は場面とセットで理解することが重要
Ⅲ 「作る」担当者が用意するExcel
  ②無形テクニック編
   1)経理・予算管理に必要なショートカット一覧
    ~ショートカットは高速化への最短ルート
   2)経理のための場面別機能
    ~トレース、並び替えなど
   3)予算管理のための場面別機能
    ~ゴールシーク、ウォーターフォールなど
Ⅳ 「使う」部門内で活用するためのExcel
   1)使われるExcelの3つのポイント
    ~発見可能性、最新性、正確性
   2)フォルダ体系の考え方
    ~数字の時制と部門で異なる
   3)ファイルのバージョン管理
    ~階層の明確化と名称の標準化
Ⅴ 「見せる」経営者に報告するためのExcel
  ①資料のつくり方
   1)見せるExcelとは
    ~理想の姿と経理・予算管理業務への実践適用
   2)報告資料のチェックポイント
    ~頭を使わせないための定型化と言語化
   3)報告資料作成の流れ
    ~最初からExcelを使わないことがカギ
   4)データベースを活用した報告資料の作成
    ~分けることで高速化と効果倍増を実現
Ⅵ 「見せる」経営者に報告するためのExcel
  ②報告の仕方と他部門向け資料の場合
   1)経営者への報告の流れとポイント
    ~経営者のツボを押さえる
   2)他部門向け資料のポイント
    ~活用目的と経営者視点でサポートに徹する
   3)相手に応じた報告の仕方
    ~会計リテラシー別対応方法
Ⅶ Excelのさらなる実践と活用のヒント
   1)Excelマクロ
    ~活用はフローチャートと必ずセットで
   2)チームでのExcelへの取り組み
    ~チーム展開により効率化は大幅加速
   3)Excelテクニックの習得方法
    ~社内と社外の両方のリソース活用
   4)AI(人工知能)やRPA(Robotic Process Automation)の活用
    ~近い未来のバックオフィス業務の大変化

(注)空席状況について
「残席僅か」の場合、お申込みのタイミングによっては、満席のためお申込みをお受けできない場合もございますのでご了承ください。残席の詳細につきましては、各研修会主催事務局へお問合せください。

(注)会員・一般の区分について
(1)会員:税務研究会 企業懇話会 税理士懇話会 国際税務研究会P・R会員
(2)一般:上記(1)以外の方
(国際税務研究会主催セミナー、特別研修、特定の会員に限定している一部のセミナー等については上記区分によらず、各案内にその旨記載しています)