広島

  • 資産税関係

No:121550

基礎から学ぶ実践マニュアル

不動産評価に当たっての基本情報と留意点

◎実務の手順に沿って、押さえておきたいポイントを確認!

税理士 小寺新一

開催日 2019/03/26(火) 注意事項
開催時間 10:00~16:30 受講料

税込価格 ¥ 39,000 (税抜価格 ¥ 0)

一般 会員:25,000円 読者:29,000円 一般:39,000円

講師 税理士 小寺新一 担当事務局 中国支局
広島県広島市中区立町2番27号(メットライフ広島立町ビル6F)
講師紹介 【経  歴】昭和47年関西大学法学部卒業。同年大阪国税局に奉職し、主に資産税事務に従事。資産評価官、岸和田税務署長、国税審判官、八尾税務署長などを歴任し、平成21年に退官。同年9月小寺新一税理士事務所を開設。
【主な著書】「不動産評価の実践手法(共著)」、「広大地の評価手法」(以上、実務出版)、「税務署はここを見ている!相続税申告でチェックすべき18のポイント(共著)」「土地評価減の実務ポイントはここだ!―路線価方式編―」「広大地評価の路地状開発」(以上、レガシー)。
セミナー内容 ★不動産評価に必要な基本情報を収集する方法
★土地評価単位の確定と計測手法
★評価通達の解釈や留意すべき取扱い

 不動産の評価作業は、相続税の申告実務において回避することはできず、案件によっては極めて重要性の高い作業となります。
 しかし、巷間に存在する不動産の形状や立地条件、規模、地勢などは、千差万別の様相を呈し、同じ不動産は二つとして存在しませんから、新たな不動産を評価する度に苦慮させられることもしばしばです。
 このように不動産の評価は、申告書作成作業のうちでも大きなウエイトを占める作業であり、また、税理士にとっては不慣れで悩ましい作業であるともいえます。
 そこで本研修では、効率的に評価作業を行う観点から、不動産評価に必要な基本情報を収集する方法や土地の評価単位の確定とその計測を手際よく行う手法などにつき、また、適正な評価を行う観点から、評価通達の解釈や留意すべき取扱いなどにつき、実践的な解説をいたします。
 是非この機会にご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。


◇研修資料の概要◇

第1 評価通達に定めのない「不動産の時価」
  ―正常価格と限定価格―
第2 評価通達に定めのない「不動産の時価」
  ―売買契約中の土地等又は建物等に係る相続税の課税等について―
第3 評価通達に定めのない「不動産の時価」
  ―建築中の家屋の評価と相続税の課税価格の計算の詳細―
第4 評価通達に定めのない「不動産の時価」
  ―増改築等の状況に応じた固定資産税評価額が付されていない家屋の評価―
第5 不動産の時価を「通常の取引価額」によるとした通達の適用範囲
第6 不動産及び不動産の上に存する権利の把握
  ―「借地権」に係る留意事項―
第7 公的土地評価の均衡化・適正化
第8 路線価と標準化補正
第9 不動産の評価のために官公署等で確認する事項又は収集する資料
第10 不動産評価のための情報や資料の収集
第11 地積を基に縮尺が不明な地図等により土地の辺の距離を算定する方法
第12 不動産の現地調査  
第13 公簿面積と実測面積
第14 分筆登記と縄延び
第15 不動産の表記と住居表示
第16 地目と評価単位
  ―課税時期における現況により地目を判定する―
第17 宅地の評価単位
  ―宅地の評価単位で留意すべき点―
第18 不合理分割が行われた場合の評価単位
第19 農地、山林、原野、牧場、池沼、鉱泉地及び雑種地の評価単位
第20 評価単位の参考事例
第21 路線価方式
  ―評価誤りを回避するためのチェック・ポイント―
第22 正面路線
第23 異なる状況類似地区にわたって所在する土地
第24 路線価が付されていない宅地の評価
第25 地区の異なる2以上の道路に接する宅地の評価
第26 側方又は裏面路線に宅地の一部が接している場合の評価
第27 不整形地に係る奥行価格補正の方法
第28 不整形地に係る側方又は二方路線影響加算の方法
第29 不整形地補正率の算定方法
第30 無道路地(接道義務を満たしていない宅地)の評価
第31 河川を隔てて道路がある宅地の評価
第32 がけ地等を有する宅地の評価
  ―がけ地の方位―
第33 利用価値が著しく低下している宅地の評価
第34 道路より高い位置にある宅地又は低い位置にある宅地
第35 私道の用に供されている宅地の評価
第36 広大地の評価
第37 「標準的な宅地の地積」や「マンション適地」を判定するための分析方法
第38 地積規模の大きな宅地の評価
第39 セットバックが必要な宅地の評価
第40 埋蔵文化財包蔵地の評価
第41 区分地上権の目的となっている宅地の評価
第42 貸家建付地の評価
第43 貸家建付地の評価(アパート等における一時的な空室の範囲)
第44 保安林(林地)等の評価
第45 保安林(林地)等の評価
  ―森林法による伐採制限と控除割合―
第46 自然公園内にある山林(林地)の評価
第47 特別緑地保全地区内にある山林(林地)の評価
第48 その他の法規制による伐採制限がある山林(林地)の評価
第49 雑種地の評価

(注)空席状況について
「残席僅か」の場合、お申込みのタイミングによっては、満席のためお申込みをお受けできない場合もございますのでご了承ください。残席の詳細につきましては、各研修会主催事務局へお問合せください。

(注)会員・一般の区分について
(1)会員:税務研究会 企業懇話会 税理士懇話会 国際税務研究会P・R会員
(2)一般:上記(1)以外の方
(国際税務研究会主催セミナー、特別研修、特定の会員に限定している一部のセミナー等については上記区分によらず、各案内にその旨記載しています)