福岡

  • 会計

No:122580

経理・予算管理担当者のための

経理業務に直結するExcelスキル習得講座

~会計ソフトのデータをフル活用しよう~

公認会計士 眞山徳人

開催日 2020/02/27(木) 注意事項
開催時間 10:00~16:30 受講料

税込価格 ¥ 34,100 (税抜価格 ¥ 31,000)

一般 34,100円 [会員:29,700円]
(テキスト・昼食・消費税を含む)

講師 公認会計士 眞山徳人 担当事務局 九州支局
福岡県福岡市中央区天神4-6-7(JRE天神クリスタルビル7F)
講師紹介 慶應義塾大学経済学部卒業後、(現:有限責任)監査法人トーマツに入所。国内上場企業の法定監査業務のほか、各種コンサルティング業務に従事。2016年4月より独立。現在、眞山公認会計士事務所所長のほか、様々なベンチャー企業でCFOや取締役の立場で経営者の支援を行っている。多様な実務経験とプレゼン実績に裏打ちされた分かりやすい講義には定評があり、多くの企業にて研修・セミナー等を精力的に実施している。
セミナー内容 《対象者》基礎的な操作(コピー・貼り付け・元に戻す・やり直す など)や、Excelの基礎的な関数の取扱い(SUMなど)が理解できている方


★ 経理担当者の役割とExcelスキルの関係とは?
★ 経理担当者に求められるデータ加工、関数、グラフの知識とは?
★ スピードアップを図るショートカットキーの使いこなし方とは?
★ 会計ソフトからcsv形式で出力されたデータをExcelで使用できるようにするための手順

 Microsoft Excelは、おそらく会計ソフトと並んで、経理担当者の方がもっとも頻繁に触れるソフトの一つであろうと思います。ところが、Excelの知識を身につけるために、書籍を買って勉強しようと思っても、役に立つ情報がどこに書かれているか分からず、結局本棚にさしっぱなし・・・という方も多いのではないでしょうか。
 実際のところ、経理の方が頻繁に使うExcelの機能はさほど多様なものではありません。細かな関数やマクロの知識を身につけることより、限られた範囲の機能を熟知して、スピーディに使いこなせるようになるほうが重要です。
 今回は、経理という仕事の範囲を踏まえて、必要十分なスキルを身につけていただくための講座を、経験の豊富な公認会計士を講師に迎えてご用意しました。
(注)講義は講師のデモンストレーション形式で行います。受講者が実際にパソコンを操作するセミナーではありません。

【主な研修内容】
1.経理の仕事とExcelの関係
 ・経理の機能1 情報収集 / ・経理の機能2 情報加工 / ・経理の機能3 情報提供

2.経理担当者に求められるExcelの3つのスキル
 ・スキル1 データ加工 / ・スキル2 関数 / ・スキル3 グラフ

3.Excelスキルを上達させるために必要な3つの姿勢
 ・姿勢1 盗む姿勢 / ・姿勢2 いじる姿勢 / ・姿勢3 考える姿勢

4.スキル1 データ加工
【解説】csvデータはなぜあんなに見づらい形なのか
 データの構造を理解することによって、会計データから出てくる見づらいデータにも慌てずに対応できるようになります。
【実践①】見づらいcsvデータを見やすい形に加工する
 会計ソフトから出力される一見見づらくて分かりにくいデータを、Excelで操作できるような形に整える手順を紹介します。
【実践②】データを集約する
 実践①で整えたデータを「ピボット集計」の機能を用いて月ごと/勘定科目ごとに集計する方法と、そこからさらに勘定科目ごと・月ごとの明細を出力する方法を紹介します。

5.スキル2 関数
【解説】必要な関数はせいぜい20個
 経理担当者が知っていると役に立つ3つの「隠し関数(DATEDIFなど)」をはじめ、名寄せに役立つ文字列操作の関数(ASC、LEFT、MIDなど)、勘定科目ごと・取引先ごとといった集計を自在に行うための関数(SUMIF、VLOOKUPなど)を紹介します。
【実践③】固定資産の減価償却
 固定資産台帳のデータをもとに、Excelで減価償却計算を行う手順を紹介します。関数を知っているかだけでなく、関数をいかに組み合わせるか?という視点も併せてご理解いただけるように解説します。
【実践④】売上の分類
 集計のための関数を用いて、売上を色々な切り口(例:取引先ごと/製品ごと/事業部ごと)で分類整理する方法を紹介します。集計漏れを防ぐためのテクニックや、絶対参照・相対参照を組み合わせてスムーズにコピー・貼り付けを行うための小技も紹介します。

6.スキル3 グラフ
【解説】最適なグラフの選び方
 折れ線グラフと棒グラフはどう使い分けるのか?など、社内資料を見やすく、誤解されないように作るためにどんなグラフを選ぶべきかのポイントを解説します。
【解説】グラフの見せ方
 忙しい経営者は、グラフに「一目でわかる」ことを求めます。そのために必要な見せ方として、3つの鉄則を紹介します。逆に、決してやってはいけないグラフの見せ方についても紹介します。
【実践⑤】予実管理
 予実管理は、経営者が直近の業績を把握するために最も重要な手法の一つといえます。予算と実績を一目で分かりやすく比較するために、どのようにグラフを作成すればよいのかを解説します。
【実践⑥】月次業績報告
 グラフだけを無味乾燥に並べても、「なぜ増えたの?減ったの?」は伝わりません。グラフと表を組み合わせたり、増減理由等を分析した結果を併せて記入することによって、伝わる社内資料を作る方法を紹介します。

7.チームでExcelを使うときの注意点
【解説】あるべきシート・ブック・フォルダの関係
 経理の仕事ではほとんどの場合、一つのExcelを複数の担当者が活用します。また、自分が作ったExcelブックの数値が隣の人のExcelブックで使われることも非常に多いです。複数のブックを関連付けると、関数が壊れてしまったり、色々な不都合が生じます。
【実践⑦】属人化させないための工夫
 関数が壊れるなどのトラブルを防ぎ、チームでExcelを効率的に用いるために必要な手法として、「関数の可視化」と「シートの分割」のやり方を紹介します。
セミナー備考 ・受付後、請求書・振込用紙をお送りします。
・受講票は受講者様宛、E-mailにてお送りいたします。
・受講料は開催日前日までにお振込みください。(銀行振込の場合、振り込み手数料はお客様のご負担となります。)
・キャンセルにつきましては、開催日前営業日の15時までに ご連絡をいただいた場合に限り、振込手数料を差し引いてご返金いたします。
・当日欠席された場合は、返金は致しかねますのでご了承ください。

(注)空席状況について
「残席僅か」の場合、お申込みのタイミングによっては、満席のためお申込みをお受けできない場合もございますのでご了承ください。残席の詳細につきましては、各研修会主催事務局へお問合せください。

(注)会員・一般の区分について
(1)会員:税務研究会 企業懇話会 税理士懇話会 国際税務研究会P・R会員
(2)一般:上記(1)以外の方
(国際税務研究会主催セミナー、特別研修、特定の会員に限定している一部のセミナー等については上記区分によらず、各案内にその旨記載しています)