軽減税率制度とインボイス方式の影響と準備すべき事項を解説!
A5判
324頁
2019年4月刊行
ISBN978-4-7931-2451-8
●軽減税率制度とインボイス方式については、日本で初めて導入される制度です。それだけに実務界では、これらの制度自体がどういったものなのか、どれくらい自らの商売や自ら行う取引に影響が出るのか、あるいは何から準備を行っていけばよいのか、といった意見が多く聞かれます。
●そこで本書では、軽減税率制度とインボイス方式について、その制度自体の解説を詳細に行っています。また、それぞれの制度に潜む問題点を筆者の視点からピックアップしていますので、まずは、それぞれの制度自体の把握にお役立てください。
●そして、これと併せて、新制度導入に向けての準備に関して、検討すべき事項を列挙するとともに、それぞれのポイントをまとめました。事業者の規模や業種によっても、新制度導入に向けての準備期間やコスト対策、あるいは検討事項にも差が出てくることにはなりますが、一通りの項目をピックアップしましたので、新制度導入に向けての準備にぜひお役立てください。
序章 税率引上げと新制度導入に向けて
Ⅰ 新制度導入に向けてのロードマップ
Ⅱ 新制度導入に向けての対応
Ⅲ 業種別の対応
Ⅳ 個別検討事項
第一章 軽減税率制度
Ⅰ 適用税率
Ⅱ 軽減税率対象取引
Ⅲ 転嫁対策特別措置法との関係
第二章 インボイス方式
Ⅰ 概要
Ⅱ 区分記載請求書等保存方式
Ⅲ 適格請求書等保存方式
第三章 税額計算
Ⅰ 概要
Ⅱ 2019年(平成31年)10月1日以後の税額計算
Ⅲ 中小事業者における特例
Ⅳ 2023年(平成35年)10月1日以後の税額計算
第四章 消費税率引上げと経過措置
Ⅰ 適用税率の基本的な考え方
Ⅱ 経過措置