株式会社税務研究会ならびに税研情報センターでは、税金川柳に引き続き、税金と切っても切り離せない、「会計」に関する川柳を広く募集(応募期間:平成24年7月12日~平成24年9月30日)してまいりましたが、このたび募集期間が終了し、たくさんのご応募をいただきましたので、ここにお知らせ致します。
※最優秀作品、優秀作品および入賞作品に選出された皆様へは、11月上旬頃を目安に賞品の発送を行います。
なお、以上の作品は弊社発行の情報誌「ZEIKEN PLUS」に掲載され、弊社発行の「週刊税務通信」ならびに「週刊経営財務」の特別付録として、平成25年上半期分台紙発送時に同梱する予定です。
【お知らせ】2013/6/10
政府刊行物センター(霞が関)に「税金川柳」「会計川柳」のパネルを展示させていただいております。
「税金川柳」「会計川柳」過去4回までの最優秀作品と、優秀作品の一部を掲載しています。
※最優秀作品および入賞作品に選出された皆様へは、4月末頃を目安に賞品の発送を行います。
なお、惜しくも入賞を逃してしまった作品につきましても、選りすぐりの作品を掲載した小冊子を作成し、弊社発行の週刊税務通信ならびに週刊経営財務の特別付録として、平成21年上半期分台紙発送時に同梱する予定です。
選者のコメント
会計川柳では会計に関する思いを5・7・5に託してご応募いただいていますが、今回は3,810句集まりました。前回の応募数が3,246句ですので、前回まで吹き荒れたIFRSの嵐が過ぎ去り、各方面から新たな風が集まったように感じられます。
最優秀賞の選考は、1次審査を通過した428句から行われましたが、今回の傾向は、「ワイルド」な作品が目立ったということになるのでしょうか(笑)。
「バブルから 未だ居座る 土地勘定」
今回の最優秀作品は、選者から思わず「これは上手い!」と声があがった上記の作品に決定しました。80年代半ばから90年代初頭までのバブル経済と呼ばれた時代、地上げや、土地転がしという言葉が幅を利かせ、世界的には日本企業の不動産漁りが問題視されました。その爪痕が今も企業に残っていることを再認識させる作品です。 当時の好景気を身をもって知っている方、また、知らない方であっても、夢よ、もう一度ではありませんが、景気の回復を願わずにはいられません。
このほか、優秀作品には、
「レストラン 味より気になる 原価率」
「ニーハオと ハローが混ざる 資本金」
「貸し出して 言われた新人 菓子出した」
などが選ばれました。
夏の税金川柳もそうでしたが、涙腺を刺激する作品が増えているのも一つの傾向のような気がします。殺伐とした時代だからこそかもしれませんが、目頭が熱くなるような思いを明日の経営の糧に前進すれば、未来が開けるのだと思います。
「記帳した 亡き父の文字 つい涙」