株式会社税務研究会ならびに税研情報センターでは、難解なイメージのある税をより身近なものに感じていただきたい、専門家のみならず広く一般の方にも税について考える機会をもっていただきたいと思い、税金に関する川柳を広く募集(募集期間:2012年1月12日~2012年4月22日)してまいりましたが、このたび募集期間が終了し、たくさんのご応募をいただきましたので、ここにお知らせ致します。
※最優秀作品および入賞作品に選出された皆様へは、6月末頃を目安に賞品の発送を行います。
なお、以下の作品は弊社発行の情報誌「ZEIKEN PLUS」に掲載され、弊社発行の「週刊税務通信」ならびに「週刊経営財務」の特別付録として、平成24年下半期分台紙発送時に同梱する予定です。
【お知らせ】2013/6/10
政府刊行物センター(霞が関)に「税金川柳」「会計川柳」のパネルを展示させていただいております。
「税金川柳」「会計川柳」過去4回までの最優秀作品と、優秀作品の一部を掲載しています。
※最優秀作品および入賞作品に選出された皆様へは、6月末頃を目安に賞品の発送を行います。 なお、以上の作品は弊社発行の情報誌「ZEIKEN PLUS」に掲載され、弊社発行の「週刊税務通信」ならびに「週刊経営財務」の特別付録として、平成24年下半期分台紙発送時に同梱する予定です。
選者のコメント
税金川柳の募集も四回目となりました。今回は、消費税に関連した川柳が多くなるのではないかと予想されましたが、然にあらず、さまざまな税に対する思いが集まりました。
今回お寄せいただいた川柳は8,646句、税金川柳はブームを超え、恒例行事として定着した感じです。
その中から、厳正なる審査の結果、第四回税金川柳の最優秀作品は、上記の作品に決定しました。税の負担ばかりが増え、声高に叫ばれた議員定数削減は遅々として進まない現実を、納税者目線の気持ちでストレートに表現した作品です。また「日本国」という言葉を使って、この国の行く末を案じている気持ちをあらわしているようにも感じられます。
「あと一杯 なければ損金 だったのに」は、法人の飲食費にかかる交際費等5,000円基準を見事にまとめています。税制に精通された方の作品とお見受けしました。
また、「絆です 福祉ですよと 増税し」は、いまや既定路線となりつつある、将来へと続く増税をシニカルに表現しています。
「税調は 酒とタバコで オヤジ狩り」身につまされる方も多いのではないでしょうか。
「税金で 何度掘ったか この道路」誰もが一度は思ったことを上手くまとめています。
「七歳の 子役に負ける 所得税」テレビのドラマやバラエティ番組では子どもたちが大活躍、スーパー子役なる言葉も生まれました。時代を反映した作品です。
「血税の 言葉が似合う 父の汗」この税金川柳のコーナーでは異色とも言える作品です。選考過程においても一度は、川柳としてはきれいすぎるのではないかという理由で選から漏れましたが、選者の熱い声により、優秀賞に輝きました。 最優秀作品に登場している方々に、いま一度、「血税」と言う言葉の持つ重みを噛みしめていただきたいものです。