株式会社税務研究会では、難解なイメージのある税をより身近なものに感じていただきたい、専門家のみならず広く一般の方にも税について考える機会をもっていただきたいと思い、税金に関する川柳を広く募集(募集期間:2019年6月20日~2019年8月31日)してまいりましたが、このたび募集期間が終了し、たくさんのご応募をいただきましたので、ここにお知らせ致します。
名探偵次男 様(兵庫県 37歳)
まどけい 様(東京都 55歳)
マンボウ 様(三重県 48歳)
具蔵 様(東京都 44歳)
猫が好き 様(埼玉県 57歳)
紀州の夢太郎 様(和歌山県 46歳)
ろーず 様(青森県 27歳)
カルテット 様(東京都 54歳)
景日子 様(東京都 48歳)
おいまる 様(東京都 47歳)
小心爺 様(大阪府 67歳)「妻睨む 全額否認 交際費」
会社で頑張って働く旦那さんの家庭での厳しさが伝わります。交際費課税については、会社の無駄遣いを改めて運用資金(資本)を促進・増強させるのが趣旨であるため、費用の全てを損金として認めていませんが、今は「接待飲食費」の半分を、損金とすることを認めています。ただ、こんな事を奥さんに主張したら、旦那さんの運転資金(お小遣い)が取り上げられてしまうかも……。
「妻睨む 全額否認 交際費」
会社で頑張って働く旦那さんの家庭での厳しさが伝わります。交際費課税については、会社の無駄遣いを改めて運用資金(資本)を促進・増強させるのが趣旨であるため、費用の全てを損金として認めていませんが、今は「接待飲食費」の半分を、損金とすることを認めています。ただ、こんな事を奥さんに主張したら、旦那さんの運転資金(お小遣い)が取り上げられてしまうかも……。
「諭吉だす 共に野口も 飛んで行く」
悲しいかな、福沢さんだけでなく野口さんまでセットになって飛んで行ってしまう悲哀を詠んだこの一句。人生泣き笑い、飛んで行ってしまった福沢さん、野口さんですが、もしかしたら樋口さんを連れて帰ってきてくれるかもしれません。希望は捨てずに、前を向いて生きていきましょう!
「諭吉だす 共に野口も 飛んで行く」
悲しいかな、福沢さんだけでなく野口さんまでセットになって飛んで行ってしまう悲哀を詠んだこの一句。人生泣き笑い、飛んで行ってしまった福沢さん、野口さんですが、もしかしたら樋口さんを連れて帰ってきてくれるかもしれません。希望は捨てずに、前を向いて生きていきましょう!
「増税の 議論にはない ノーサイド」
今年日本で開催されたラグビーW杯にかけた一句。日本代表チームの活躍に心を奪われた方も多かったことでしょう。W杯では、試合終了後にお互いの健闘を讃え合う紳士的な姿が感動を呼びましたが、増税の議論は、なかなかノーサイドとはいかないようです。
「増税の 議論にはない ノーサイド」
今年日本で開催されたラグビーW杯にかけた一句。日本代表チームの活躍に心を奪われた方も多かったことでしょう。W杯では、試合終了後にお互いの健闘を讃え合う紳士的な姿が感動を呼びましたが、増税の議論は、なかなかノーサイドとはいかないようです。
「孫かわい この子育てる 皆の税」
孫は目の中に入れても痛くない存在と言われています。可愛い孫のためを思えば、納税も苦ではないのかもしれません。子供たちの将来を考え、税金は適切に使っていただきたいものです。でないと…チコちゃんに叱られますよ。
「孫かわい この子育てる 皆の税」
孫は目の中に入れても痛くない存在と言われています。可愛い孫のためを思えば、納税も苦ではないのかもしれません。子供たちの将来を考え、税金は適切に使っていただきたいものです。でないと…チコちゃんに叱られますよ。
※最優秀作品および入賞作品に選出された皆様へは、11月上旬を目安に賞品の発送を行います。
なお、最優秀作品をはじめ、入賞作品や惜しくも入賞を逃してしまった作品につきましても、弊社発行の情報誌「週刊税務通信」等の各種媒体に掲載されることがあります。


選者のコメント
税金と言うと、世間一般には、「難しい」、「分からない」、「関心がない」、といったイメージが先行します。しかし、魚屋さんで「タコ」や「イカ」を購入すれば消費税を払ったりしますので、税金は非常に生活と密着している身近な存在なのです。その身近な税金を川柳に乗せ、たくさんのご応募いただきました第11回税金川柳の結果を発表します。
今回お寄せいただいたのは、7443句。
消費税率が8%から10%に変わる直前の時期が募集期間であったこともあり、消費税関連の句が多く寄せられた一方で、「タピオカ」や「SNS」と社会現象となった時勢の句も寄せられ、バラエティーに富んだご応募となりました。非常に優秀な句が多い中、最優秀賞は満場一致でこちらの句に決定しました。
【最優秀作品】
「消費税 タコからイカに 進化する」
平成24年に消費税率が、5%から8%を経て10%まで引き上げられることが決定されて以降、税率引上げをテーマにした川柳を本当にたくさんいただきました。今回、2度の延期を経て、ようやく消費税率10%になったことを記念し? 数ある中から一番語呂が良く、税率を軟体動物であるタコとイカに例えた、こちらの句が最優秀賞に選ばれました。
消費税率の10%への引上げと同時に日本では初めての試みとなる「軽減税率」も導入されました。さらに負担軽減策としてキャッシュレス決済でのポイント還元制度が始まるなど、消費者を取り巻く環境はますます複雑化しています。
週刊「税務通信」では、このような各種制度について実務に役立つ情報提供を随時行っておりますので、ぜひご購読をご検討ください。
また、マンガ仕立てで消費税をおもしろおかしく紹介する「知ってる?消費税」を弊社ホームページにて、公開しておりますので、こちらもご高覧ください。