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No:121270
専門家のための入門講座
~税理士として、関与先の事業承継問題への関わり方を考える~
公認会計士 渋谷大、公認会計士・税理士 宮口徹
第1部 公認会計士 渋谷大
株式会社ストライク 業務支援部長
昭和53年埼玉県生まれ。平成13年より新日本監査法人(現新日本有限責任監査法人)にて勤務後、平成18年にM&A仲介会社、株式会社ストライクに参画。以後、後継者問題に悩む中堅中小企業、事業の選択と集中を図る企業などの間をM&Aにて取り持つ。
第2部 公認会計士・税理士 宮口徹
朝日監査法人、大和証券SMBC㈱及び税理士法人プライスウォーターハウスクーパースを経て平成25年に独立。銀行や投資ファンドと連携し、M&Aや組織再編に関するコンサルティング業務に多数従事。
主な著書に、「M&A・組織再編スキーム発想の着眼点」(中央経済社)など。
お申込の際は、カートに入れる前に、ご利用規約のご確認をお願いします。ご利用規約は、下記セミナー概要の中のサンプル動画の上にございます。
収録日 | 2018/07/19 | 受講時間 | 180分 |
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受講料 | 税込価格 ¥ 22,330(税抜価格 ¥ 20,300) | ||
視聴期限 | 3週間 | ||
動画 | 必ずご利用規約をご確認ください。
プレイヤーが表示されない方はこちら |
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内容 | 中小企業の事業承継の手段の一つとしてM&Aの活用が期待されています。M&Aの実務では、経営者の第一の相談役であり、かつ、対象企業の内情を把握している税理士の役割が非常に重要です。税理士が初期段階から、経営者にどのようなアドバイスを提供し、どのような対策を取ってきたかが、その後の事業承継に大きな影響を与えます。 そこで、本セミナーでは、中小企業においても、今後確実に増えるであろう事業承継対策として活用されるM&Aに対応するために、税理士として、最低限理解しておくべき“基礎知識”と“基礎実務”を実例を交えて分かりやすく解説します。本セミナーを通して、中小企業の事業承継の手段の一つとしてのM&Aについて、理解を深めて頂きたいと存じます。 第1部「中小企業の経営者に説明するためのM&A基礎知識」(40分) 1.M&A市場の動向 (1)国内M&Aの動向 (2)M&A増加の背景 2.M&Aの進め方 (1)M&Aの全体フロー (2)税理士としてのM&Aへの関与 3.成功事例、失敗事例から見るM&Aの留意点 4.成功するM&Aのポイント (1)譲渡企業のポイント (2)譲受企業のポイント 第2部「事業承継で頼られる税理士になるためのM&A基礎実務」(140分) 1.事業承継対策としてのM&AとM&Aアドバイザリー業務総論 (1)親族内承継、MBOとM&A ・税務の観点からのM&Aのメリット・デメリット (2)M&Aと税理士業務 ・オーナーの相談役としての当事者の利害調整機能 ・中立的なアドバイスの必要性(廃業も含めて) ・スキーム策定、株価算定、財務DD(売手・買手)、税務申告、売却後の資産管理 ・M&Aへの対応力が事務所の成長力を左右する時代 2.バリュエーション(価値算定)の基礎知識 (1)各種株価算定手法の概観 ・税法評価(純資産、類似業種比準方式)、DCF方式、マルチプル(EBITDA、PER) (2)実務上用いられる算定手法と頻出論点 ・実務上の評価手法(年買法、EBITDA倍率方式など) ・実務上の検討論点(役員報酬や節税保険の調整、グループ会社との取引、労働債務等簿外債務) 3.デュー・デリジェンス(DD)の要点 (1)P/Lの着眼点と正常収益力の算定 ・ビジネスモデル及び損益構造の理解 ・収益水準と収益の質 ・粉飾決算の有無 ・役員報酬、私的費用の負担、節税保険 (2)B/Sの着眼点と時価純資産の算定 ・滞留債権や滞留在庫 ・未払残業、未払退職金等のオフバランス債務 ・私的財産の存在 (3)財務DD以外の重要論点 ・未払残業、未払退職金等の労働問題 ・名義株主などの法務論点 ・土壌汚染等の環境問題 ・株式売買契約の重要性(表明保証など) (4)DD結果を反映したバリュエーション (5)DDにより検出されたリスクへの対処法 4.ストラクチャリング(スキーム策定)のポイント (1)株式譲渡と事業譲渡 (2)役員退職金の活用 (3)配当金の活用 (4)会社分割の活用 (5)株式売却とふるさと納税 5.クロ―ジングに向けた業務 #キーワード M&A |
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収録内容・チャプター | ■動画収録内容 第1部「中小企業の経営者に説明するためのM&A基礎知識」 1.M&A市場の動向(9:46) 2.M&Aの進め方(12:53) 3.事例から見るM&Aの留意点(11:49) 4.成功するM&Aのポイント(6:28) 第2部「事業承継で頼られる税理士になるためのM&A基礎実務」 5.事業承継対策としてのM&AとM&Aアドバイザリー業務総論(45:36) 6.バリュエーション(価値算定)の基礎知識(10:45) 7.デュー・デリジェンス(DD)の要点①P/Lの着眼点など(30:59) 8.デュー・デリジェンス(DD)の要点②B/Sの着眼点など(14:52) 9.ストラクチャリング(スキーム策定)のポイント(18:39) 10.クロ―ジングに向けた業務(7:11) |
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備考 | テキストについては、ご購入後にご連絡いたします視聴ページにて、PDF版をダウンロードいただけます。 |