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No:124049

税理士として知っておきたい租税の徴収の話(2022年10月17日収録)

税理士 深井剛良

1980年慶應義塾大学経済学部卒。同年東京国税局に入局し、徴収部・総務部で勤務した後、法務省訟務局租税訟務課係長、国税庁徴収部徴収課課長補佐、税務大学校教授、葛飾税務署副署長、国税不服審判所審判官などを経て、2016年高松国税不服審判所長を最後に退官。現在税理士。明治大学会計専門職研究科特任教授。
著書に「やさしい国税徴収法(平成12~16年版)」大蔵財務協会、「租税徴収関係判例要旨集(三訂版)」大蔵財務協会、「租税徴収実務講座(改正民法対応版)」(共著)ぎょうせい、「滞納整理のカンどころ」大蔵財務協会など。

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収録日 2022/10/17 受講時間 180分
受講料 税込価格 ¥ 19,800(税抜価格 ¥ 18,000)
視聴期限3週間
動画必ずご利用規約をご確認ください。

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内容租税の徴収に関心を持っている方は多くはないと思われます。
出来れば、租税公課の徴収の場面には遭遇したくないと考えるのが一般的です。
しかしながら、不幸にして関与先の租税公課の徴収の場面に遭遇することは無いとは言えません。
例えば、
・関与先が税務調査で申告誤りを指摘されたが、一時に納付することができない。
・関与先の取引先が租税公課を滞納したため、その取引先が関与先に対して有する売掛金が差し押さえられた。
・倒産した会社から不動産を購入したが、その会社の租税についての第二次納税義務の納付通知書が届いた。
などは起こり得るかもしれません。
この講座では、租税の徴収について経験豊富な税理士がわかりやすく解説しますので、徴収実務について、必要なことが理解できます。
収録内容・チャプターChapter1
 租税公課の徴収に遭遇する場面
 租税の徴収の流れ
 租税の徴収に関する法律
 督促
 滞納処分
 財産の差押え
Chapter2
 繰上請求
 保全差押え
 繰上保全差押え
 保全担保
 差押えの要件
 差押えの対象財産
 差押禁止財産(一般の差押禁止財産①)
 差押禁止財産(一般の差押禁止財産②)
 差押禁止財産(一般の差押禁止財産③)
 条件付差押禁止財産
 給与等の差押禁止
 社会保険制度に基づく給付の差押禁止
 他の法律により差押禁止とされているもの
 受給権の差押禁止と預金口座振込後の預金の差押え
Chapter3
 超過差押えの禁止
 無益な差押えの禁止
 差押財産の選択
 差押えの手続 
Chapter4
 差し押さえた財産の換価
 売却の方法による換価の手続
 公売
 公売財産の価額
 公売の時期
 換価代金の配当
 換価代金の配当の順位
 自己の債権に優先する租税の存在を知る方法
 違法性の承継
Chapter5
 納税緩和措置の意義
 災害等による納期限の延長
 その他の納期限の延長
 延納
 納税の猶予
 災害により相当な損失を受けた場合の納税の猶予
 災害・盗難・病気・事業の休廃止等があった場合の納税の猶予
 賦課遅延の場合の納税の猶予
Chapter6
 徴収の猶予
 換価の猶予
 職権による換価の猶予の要件
 申請による換価の猶予の要件
 滞納処分の執行停止
Chapter7
 租税債務者の拡張
 第二次納税義務
 第二次納税義務の種類⑴
 第二次納税義務の種類⑵
Chapter8
 連帯納付責任
 納税保証・物上保証
 納期限までに国税が完納されない要因
 滞納を防止するための対応と滞納となった場合の対応
備考講義内で投影している資料は、ご購入後にご連絡する視聴ページから、PDF版をダウンロードいただけます。