Wi-Fi 7
【いまさら聞けない!?デジタルキーワード|マネジメント倶楽部デジタル6月号】

2025年6月16日

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このコラムでは、今話題のデジタル関連のキーワードを取り上げます。言葉は聞いたことあるけれど、それって何? という疑問が解決し、業務への今後の影響も理解できるように解説しています。
※本記事は「マネジメント倶楽部デジタル」に掲載されたものです
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Wi-Fi 7

自宅で、オフィスで、無線LAN(Wi-Fi)を使う機会が増え、Wi-Fiは日常生活の一部となりました。パソコンでは有線LANで接続できるタイプもありますが、近年では、パソコンも、スマホやタブレットも、Wi-Fi 接続が標準となっており、Wi-Fi の技術進化による高速化が進んでいます。

 

 

 

 

Wi-Fiの進化

Wi-Fi規格は国際標準となる無線LANの規格で、様々な通信機器やメーカー間で無線LANによる通信が可能となります。Wi-Fiには、いくつもの種類があります。古くから、そして現在でも幅広く使われている規格が、IEEE802.11bという規格です。これは、2.4GHz帯の周波数を用いて、11Mbpsの通信速度を実現します。また、IEEE802.11a(5GHz帯で54Mbps)が登場し、これらは第二世代と呼ばれています。そののち、IEEE802.11g(2.4GHz帯で54Mbps)が第三世代として登場します。このように、時代のニーズに応じて進化してきました。さらに、第四世代、第五世代、第六世代と進化するごとに、より高速な通信速度と安定性の向上が追求されてきました。そして、2023年末に、最新となる、第七世代「Wi-Fi 7(IEEE802.11be)」が登場しました。最大46Gbpsの通信速度を可能にし、Wi-Fiは新たなステージへと入ってきています。

 

高速通信の必要性とその背景

インターネット接続回線の高速化が加速し、ますます通信速度への需要が高まっています。かつては、文字情報が主流だったインターネットコンテンツに、高精細の映像コンテンツや、AIを活用した高性能なアプリ、リアルタイム性を重視するオンラインゲーム、ARやVRコンテンツといった、高度な技術と大容量のデータが必要となるコンテンツが増えています。これらを快適に、そして便利に利用するには、高速通信が可能なWi-Fiが不可欠です。Wi-Fi 7は、時代の要求に応える技術といってよいでしょう。

 

導入時の留意点

通信速度を高速化するためにWi-Fi 7を導入しても、それだけではWi-Fi 7の性能を十分に引き出せないかもしれません。たとえば、パソコンやスマホがWi-Fi 7に対応していなければ、Wi-Fi 7の性能を生かせません。また、古いタイプのインターネット接続回線やLANケーブルがボトルネックになって、低速な通信しかできないこともあります。自宅やオフィスのインターネット環境の改善を目指す際は、Wi-Fiルーターを含めた、ネットワーク全体を見直す必要があります。現状の利用状況を把握して、必要に応じて適切に導入検討することが大切です。

 

 

 

 

※本コラムでは、さまざまな経営者にとって役立つ記事が集まるデジタル情報誌『マネジメント倶楽部デジタル』に掲載されている記事の一部を公開しています。


 

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