B5判
440頁
2018年12月刊行
ISBN978-4-7931-2364-1
●土地や土地の上に存する権利等の評価は、相続税や贈与税等の申告業務における実務上最も重要な作業の一つです。また、土地等は極めて個別性が強く、その置かれた状況により評価額が大きく異なってくることから、現地の状況を的確に把握し適正に法令や評価通達等を適用する必要があります。納税者自ら時価を算定し申告しなければならない申告納税制度の下では、これら個別事例に関する疑問や質問等も多く、実務家の悩みの種の一つとなっています。
●本書では、評価明細書の作成の仕方など基礎的な説明から難解な事例にわたるまで、できるだけ実務に沿って体系的・網羅的に記述するとともに、疑問や質問の多い事項を中心に質疑・設例形式で簡潔な解説をするよう構成しました。
●特に、初めて土地等の評価に携わる方にもわかりやすいように評価の流れと評価明細書の作成の流れについても詳述しています。
第1章 土地等の評価の通則
第2章 宅地及び宅地に比準して評価する土地の評価
第3章 個別の宅地の評価
第4章 農地・山林・原野等の評価
第5章 著しく利用価値の低い土地の評価等
第6章 宅地の上に存する権利及びこれらの権利の目的となっている宅地の評価
第7章 宅地以外の土地の上に存する権利及びこれらの権利の目的となっている土地の評価
第8章 家屋及び借家権並びに構築物の評価
第9章 負担付贈与等及び信託の場合の評価
第10章 特定非常災害に伴う土地等の評価